kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

頭の整理

2018-01-17 | 陸上競技
土日の刺激が強すぎて自分自身の頭の中の整理がつきません。一気に多くの情報量が入って来たのでそれを一つずつ咀嚼して意味とその本質を考えないといけない。

blogを書く最大の理由はそこにあるのですが。これだけのことを考えるためには時間自体が足りない感じがあります。頭で論理的に理解したとしてもそれを練習に落とし込むというのはまた別の話になります。分かったつもりになってやっていったとしても方向を間違える可能性もある。「良い」と感じたからそのまま取り入れるというのではない。それでは「強い学校がやっているからやる」というのと同じ。何故それが必要か。どこに意図があってやっているのか。ここをきちんと見極めないといけないと思います。

私がこれまでやってきたこと。そこの部分をベースにしながら新しいエッセンスを加えていく。メニュー自体が大きく変えるのではなく組み立てや流れを考えることでこれまで以上の練習ができると思います。試行錯誤しながらになりますが前進していきたいなと。

新しいことにチャレンジするのは楽しい。これまでの小さな世界の中から抜け出していく感覚。片田舎でそれなりにやって満足するのではなく、本当に目指すところにむけてやる。ここに意味を感じながらやれるかどうかは大きいと思います。

年末からのことも踏まえて。やるべき練習がどこにあるかは見えてきていると思います。mtm先生が「強い選手は適度な刺激を与えると走れるようになる」と話をされていました。まさに。その言葉の裏には「普通の選手が強くなるためにどうするのか」というのがあると思います。そこまで踏まえて受け取る。

きちんとした指導を受けられず力を引き出せない才能のある選手よりはきちんとした刺激を受けながら進んでいける選手の方が活躍できると信じています。だからこそ指導者の存在が大きくなる。どんな工夫をしてその力を引き出すのか。hkt高校が活躍するのはそこの部分が大きいと思うのです。ポイントを絞って必要な動きを強制的に身につける。その意味が分かってやる。ここは大きい。

そして必要なのはこれからもっともっと選手と関わることかなと。色々な意味で選手の成長を促さないといけません。練習そのものに対する理解をさせる。何故それをやるのか。やることで何が生み出されるのか。私自身が理解するだけではなく選手にも理解させないといけないと思います。出来なくても仕方ないではなく。きちんとした理解をさせる。ここが一番大切なのではないかなと感じています。まずは強くなりたいという想いを本物にしなければいけないのですが。

楽しいです。が、頭がついてきません。なんとかしなければ。
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大阪遠征6

2018-01-17 | 陸上競技
ひたすら書き続けています。それだけ刺激が大きかったということです。

前回の訪問と比べて色々なことが違っていました。私自身のスタンスも変わってきているのかもしれませんが。mtm先生が「強豪校とは違うことをして選手を伸ばしたい」と言われていました。本当に共感できます。強い選手を集めてその地区でそれなりに活躍するのは難しくないと思います。負け犬の遠吠えと言われる??いやいや、我々は「集める」事がメインではなく「育てる」という事が重要です。mtm先生の考え方に共感します。うちは選手が集まる学校ではない。だからこそきてくれた選手をきちんと育てたい。強くなりたいという気持ちを持ってある選手であればやはりそこは外せないと思います。真似事をしていたら育てるのは不可能。自分のオリジナルを見つけていかなければいけないのです。

うちの選手にとっても大きな刺激だったと思います。素直に純粋に競技に取り組む選手達。中学時代に活躍したとかは関係ない。純粋にチームの中で強くなりたいと思うから行動が変わるのだと思います。そこは本当に大きいと感じています。同じ高校生がこんなに一生懸命取り組んでいるというのはうちの選手には考えられないことかもしれません。県内という小さな世界で考えていたら先はない。

少なからず感じることはあったと思います。井の中の蛙から抜け出す。言葉でどれだけ伝えたとしてもやはりわからない。ある選手が「これで自分自身が変わらなければ本当ダメだ」と日誌に書いていました。特別ではない。同じ高校生です。社会人選手とくらべて取り組みが甘いというのであれば仕方ないかもしれない。が、今回は違う。同じ高校生。自分達にもできるのです。そこに向けて自分が何をするか。

本当に多くのことを感じました。言葉では言い表せないくらいです。今回、我々を受け入れてくださったmtm先生には感謝しかありません。そして選手達。訳のわからない田舎者が突然練習中来たにも関わらず本当に親切にしてくれました。うちの選手が話していましたが「来てくれてありがとう」という接し方だったようです。いや、人間的に素晴らしいなと思います。こういう姿勢の選手はやはり応援したくなる。どれだけ禁忌を勝ち抜くのが難しいのか。我々の想像を絶すると思います。

が、それでもこの子達と三重で会いたいなと。ktbの子もhktの子も勝ち上がって欲しい。その前に我々が三重に行かなければいけないのですが。何が何でも勝ち上がりたいも思います。その場できちんと「うちはここまで来たよ」というの伝えたい。それが一番の恩返しになると思います。感謝。この気持ちを忘れてもらいたくないなと思います。私が強制的に感謝を求めるのであればそこに意味はないと思います。かならず三重にいきます。そのために私が何をするか。単純に練習してたらインターハイにたどり着けないと思います。

大幅なレベルアップのために。今回の経験を生かして必死で練習したい。そう考えています。

簡単ですがひとまずまとめておきたいと思います。mtm先生、sm先生、hkt高校の選手には心から感謝したいと思います。本当に楽しい時間でした。感謝。
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