kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

負荷のかけ方

2022-09-27 | 陸上競技

土曜日のことを。この日は国体合宿で防府での練習。skyの女子400mH の選手は防府で一緒に練習をすることに。「中国新人での入賞の可能性」という視点からある程度個別にやったほうがいいだろうと。

 

現時点で中国新人のランキングは7番目です。8番目の選手が1分10秒ですからかなりの差があります。普通に走れば決勝には進めるんだろうなという感じはあります。が、県新人の記録は1分7秒5。実際広島であれば7番目。岡山であれば4番目の記録です。各学校2人各県3名しか出場できない「中国新人」だから「決勝」の可能性があるというだけです。ここは痛い。ベスト記録の1分05秒99でも全体の4番目です。

 

現時点で中国地区の女子の400mの記録が高い。岡山の5番目の選手が58秒77、広島の6位が59秒65。トータルの6番目の記録が57秒68だからここ最近でいえば一番高いのではないかなと思います。そうなると10番目前後の選手は「400mは厳しい」という判断をすると思います。私なら間違いなく400mHを視野に入れてやっていきます。IHに進むためには何が必要かを考えたら当然の話です。

 

そうなると1分05秒では厳しい。70秒を切れば中国新人の決勝に残るレベルというのは酷いですがこの記録が来年も同じ水準になる可能性は「0」だと思います。間違いなく1分3秒前半にはなるでしょう。こう考えると「どうやって戦うか」は真剣に考えないといけない。

 

Teさんはハードルに関しては一定水準以上だと思います。逆足もある程度使えます。他の選手に比べると逆足のロスは圧倒的に少ない。が、今の走力では戦えない。それをしつこく言い続けています。こうなると「どうやって負荷をかけるか」というのが重要になります。150mくらいの距離を使って負荷をかけても途中で減速してしまいます。それは避けないといけない。更に長い距離を使うともっとよくない。

 

以前から「ハードルを使って走りこませる」というのを考えています。5歩ハードルなどを多用してきました。が、グランドの状況というのもあり歩いてつなぐ部分が出てくる。そうなると歩いている間にある程度回復してしまいます。有酸素能力はある程度高いので。どうやって負荷をかけるか。

 

考えてこの日は7歩ハードルにしました。1台目まで16m、2台目以降は15.6m。これを10台。7歩で最後まで走り続けることに。5歩ハードルはショートハードルに適していると思います。が、スピードで押し切れる。そうなると7歩のほうが「最後まで維持する」という感覚が作りやすいかなと。35mで5台という距離はヨンパの練習でよく使われます。が、これでは走る距離が長くなるので本数が増やせません。実践的な練習だと思われるかもしれませんが、それが本当かどうかは謎です。

 

高校生レベルであればもっとハードルを跳ぶという時間が必要だと思います。疲れた中でハードルを越えていくという部分。そのためにはある程度のスピードである程度の距離を越えていくことが重要。のんびりしたシャトルハードルは嫌いです。「ハードルを跳ぶ」というのが目的になっていて「効果」に疑問が残るからです。シャトルでやるのであればハイスピードでなければいけないのではないかと思っています。個人的な感覚ですが。

 

そこでこの日は7歩ハードルを3本2セット。中国新人の1週間前です。ある程度の負荷は必要。それが終わってからもっと効率よく負荷をかけられないかと考えて10台跳んでから5台折り返す。更にスタート地点まで歩いてもう5台跳ぶというのを2セット実施することに。ハードルがあることで最後までスピードが維持できます。3本2セットの時に最後の1本で9台目10台目がきつくなっていました。これでは「走るだけ」になってしまいます。それを避けるために「ぎりぎり走れる状況」を作り出す。フレキハードルなので反対側から走ってもある程度対応できます。7歩で走り続けることと有酸素系の負荷をかけるということでこの形で。

 

以前に比べて走れるようになってきているのがあります。最後の2セットは私が横で並走しました。とにかくスピードを緩めないように。一生懸命にやりたいと思っていても「気持ち」で切れてしまうことがこれまでもありました。それを避けるために「真横で声をかけ続ける」という苦肉の策。本来であれば自分自身でそれくらいできないと思いますが、「自主的に負荷をかける」というのができない部分もあります。そうでれば「ひたすら意識させる」という手段のほうが早いなと。結局「強くなるため」に何が必要か、どのような負荷の掛けかたが必要かというところです。

 

終わった後は良い表情をしていました。こういう表情で取り組めるとずいぶん違います。まだまだ足りないものがあります。が、こちらも考えてやっていく必要があります。これまでやってきたことがすべて生かされるわけではない。そうであれば「どうやって負荷をかけるか」をこちらも模索する必要があるのです。

 

自分自身の競技との向き合い方。ここはしっかりと考えたいと思います。やるならそれに応える。そこまででないのなら「それなり」に応える。それがどう評価されるか。

 

考えさせられます。

コメント
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