少し練習のことを。記憶があいまいになっていますが。
水曜日に競技場に行きました。非常に微妙な感じもあったのですが、やるという部分があるので。自分が何ができるのかを考えながら。試合と同じアップをしながらリレー練習へ。見ていると全く加速できません。「詰まる」という部分があるのですがそれ以上に「加速できない」のです。リレー練習はスプリントに重要な練習になります。練習のパターンはいくつもあります。今は「合わせ」がメインのバトン練習になっています。もっと色々な要素をつぶしていく必要があるのかなと感じていました。
この日、見ていて「詰まる」ので「足長を伸ばす」という感じになっているのが分かりました。当たり前の話ですが足長を伸ばせばバトンが渡る位置は遠くになります。「詰まる」部分からスピードを落とさないで渡るようになることは重要だと思います。が、この日感じたのは「詰まる」原因は「スタンディング」から加速の乗せるのが下手だからではないかと感じました。受け渡し局面だけを考えるのではなく、その前の局面をきちんと作って行かないと「足長を伸ばす」という対処療法にしかならないのではないかなと。
考え方の部分もあると思います「詰まる」から「伸ばす」ことである程度スムーズにバトンが渡るようになります。しかし、それが実際にタイムの短縮につながるのか。もっと細かく見ていくと「加速段階」を改善してきちんとスピードを上げていくことが必要なのではないか。足長を伸ばすことで距離が遠くなります。遠くなればなるほど「誤差」が生じます。そうなると早出をするリスクも高まる。ここの部分を改善する方法はあると思っています。スタンディングから出る練習が圧倒的に不足するのでその部分を増やしていくことができればいいなと。元々走練習が少ない感じがありました。バトン練習を積極的に入れることである程度の本数は稼げます。
走る中でしかできないこともあると思っています。「バトン合わせ」だけではなく「それ以外の方法」でも「リレーの能力」を高めていくことができるのではないか。それが正解なのかどうかは分かりません。それでもやっていく必要があると思っています。この部分は提案をしながらやっていけたらと水曜日の時点で感じていました。まーこの部分に関してはまた色々とあるのですが。
スタート練習も。10m×3-40m×3-60m×2を。30mをやっていましたが、加速段階から中間につながっていく部分までの局面の練習としては40mのほうが良いかなというのもあって。これを短時間で。短長と400mHは1台目×3-3台目×2-5台目×1という感じで。流れの確認です。細かい部分も必要だと思いますが、流れの練習も必要だと思います。レースの流れを作るという意味合いを込めて。走練習をやりたい(やっておかなければいけない)というのがあったので、ここは追い込むとかではなく「流れの中で走る」というのが中心でした。
「走らせたい」というのがありました。ベースになる練習が「120m+60」を2~3セットということでした。これでは少ないなと思っていたので増やすことに。短短は120-90-60-60。平地でこれくらいの距離を走ったことはないと思います。それほど多くないのですが現時点ではやっていません。他校と比べてどうなのか。ちょっと(?)少ないというのがあったので。ある一定以上の競技レベルになると1本の負荷は高くなるので何本も走れないと思います。経験的に「普通の選手」が強くなるためには「量」も必要です。走る中でしかわからないこともある。また、走ることで「自信」も生まれてきます。数本で高い負荷をかけられる選手は今のところうちにはいないのである一定の量も必要になってくるのではないなかなと思っています。短短はこれを3セット。男子は1セット目で足を攣るという感じでした。この段階で「勝ち上がりのレース」では勝てないというのが分かります。
短長と400mHは気持ち長い距離を。短長は「200~300」にかけての走りが微妙です。ここ最近のレースを見る限りここで大幅に減速してしまう。前半で頑張りすぎるというのもあるかもしれませんが、ある程度飛ばしていっても維持できるようにならないといけない。中盤から後半にかけてというのが課題になると思っていたので「特殊な流れ」で。試合前に250m+150mを走っていましたが、アップダウンがある感じで上手く走れていない。レースペースよりも「負荷をかけて動く」という感じが必要かなと判断して。150mー250m-120mという感じにしました。スタートに関しては段差スタートで少し差を開けて前を追います。そのほうが手が抜けないので最後まで維持できます。追いつけないというのは「負けている」ということなので。最大負荷をかけるために何が必要なのかをこちらも考えながらですね。400mH組も短長と同じ感じで。150m-150mH-120mを3セット。150mと120mは短長と一緒に競争。練習としてはこういう感じのほうが良いのかなと思っています。走練習の合間にハードルを入れることで「疲れてからのハードル」にもなります。今後はこの辺りも含めて「必要な練習が何か」を考えてみたいと思っていました。
イメージはあります。が、それを実行するまでのエネルギーがなかったりします。半ば「もういいかな」と思う部分もあって自分自身で難しいなと思っています。勝つための集団になるかどうか。技術的なこともですがもっともっと「取り組み」や「考え方」を見つめなおす必要があるのではないかなと思っています。徹底的にやる。その感覚がない限り強く離れないと思っています。きれいな練習も重要です。が、今はそのレベルにない。そこだけは確かだと思っています。
ひとまず記録しておくことにします。