kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

フリー練習と専門

2024-02-08 | 陸上競技

まー全く書く気にならない(笑)。疲れているのか他にやりたいことがあるのか分かりませんが。どうすればいいのかな。気持ちをコントロールしなければいけません。

 

金曜日が持久走大会でした。そのため練習は休み。補強位したほうが良いのかなという気はしていましたが、まーいいかと。ケアの予約を入れた選手もいるので。観戦に来ていた選手の保護者と少しだけ話をしました。今シーズンどうするか。この辺りのことも知ってもらう必要があるかなと。別に保護者会を開いてこちらの決意表明をするという気はありません。本当はもっと密に連絡を取りながらやっていくほうが良いのかもしれません。色々な意見を聞きながらやるほうが今の時代に合っているのかなという気もします。今のところ保護者は協力的だと思っています。が、それが何かあったら大きく変わるかもしれないという危機感は持っています。それはどこの集団でも同じことだと思っています。勝てば官軍負ければ賊軍。

 

土曜日、天気が微妙だなと思っていましたが途中「ひょう」が降ってきたりとよくわからない天候でした。それでもグランドで走ることはできる。翌週から2年生が修学旅行に行くのでこの土日でしっかりとやっておかないといけません。これまでは2月にガッツリ練習をするというのが流れでしたが、今の状況ではそれは達成できません。ここ最近は「できない」ことを考えるのではなく「できること」を真剣に考えるようにしています。どうせできないのだから。できるときに何をするかです。

 

この日は意図的に「各自でのアップ」を入れました。いつもはメニューをがっちり決めて行います。が、時間があるというのもあったので「今の自分の課題」をどうすればアップの中で克服できるかを考えさせるようにしていました。計画自体は普段よりも早めに提示しているので考えさせていました。「自主性」というスタンスはそれほどとっていません。しかし、時にはこういう時間も必要だと思っています。自分自身に対して理解することができなければ試合時にも困りますし。フリーアップ30分というざっくりとしたメニューになっていました。私は気になることがあれば話をするという感じで。

 

どうしても「切り替え」が遅れてしまう。身長が高い選手ほどある話です。これまでは「前に前に」という意識でやっていました。これからもやっていきます。しかし、ある程度の水準まで来たら「動きの先取り」がある程度できないといけないと思っています。この子たちの感覚的に「前に」は接地してから「前に」という意識なのではないかなと。が、「手を上げて」という指示をして反応があるまでに当然ながらタイムラグがあります。言われてからそれを聞く、聞いてから行動に移すという微妙な時間。これって当たり前の話です。しかし、走るときに「接地」してから「前に」という意識でやっていたら間違いなく遅れます。当然すぎてわざわざそこに触れる必要があるのかというレベルですが。それでも「空中のため」と「動きの先取り」に関しては意識する必要があると思っています。「空中でのタメ」があるから「動きの先取り」のイメージができるのです。個人的にはこの手の話はあまり選手にはしません。難しい話ですから。感覚の部分になると上手く伝わらないこともあるので。しかし、「遅れ」を改善するためにはある程度の「情報」を与える必要があると思っています。筋力が足りないというのもありますが「意識」の部分で大きく変わっていくと思っています。

 

少しトレーニングをしてから専門練習に。これもこの日は60分程度とりました。しっかりと時間をかけたい。前任校ではほとんど行わなかったことです。ハードル選手には基本走らせていましたし(笑)。今シーズンは跳躍の子もいるのである程度の時間の確保はしたいと思っています。ハードルに関しても年間を通じて練習をしています。スプリント系はこの時期だからこそ「加速段階」の動きを徹底する。シーズンが始まってからいきなり「技術的なこと」をやるというのは好きではありません。ハードルもこれまで以上に徹底的に動きのことをやったり「踏切」のことをやっています。明らかに変化はある。シーズンに入るからハードル練習をしようという選手もいると思いますが。それはそれ。私は私といことで。

 

スプリント系は「加速段階練習」を徹底。この子たちは2日に1回くらいやっている感じがあります。それでいいと思っています。走練習で走りまくるというのは今の私の感覚ではないので。DMを使った重心移動、タイヤを使った足運び。そこからタイヤ引きにしてバウンディングなどを行う。少しずつ走りに繋げていってからSD練習。これは動画を撮りながら。もう少し一歩目でガツンと出れるようになりたいのですが。間違いなく今までと比べると改善できていますがもっと欲しいなと。

 

ハードル系は冬季練習でやっていることの組み合わせ。一歩ハードルと三歩ハードルの組み合わせ。ここまではショートもヨンパも一緒で。ショートはここから刻みの5歩ハードル、1台目のアプローチへの流れ。ヨンパはストライド調整のための練習。17歩、18歩の練習はスムーズ。が16歩は全くできません。本人と確認をしながら。やはり「スピード」が足りない感じです。本人のトップスピードというわけではなく「16歩のストライド」を出すためのスピードが1台目までに出せない。距離を短く設定しているので難しい。器用ではないので。距離を詰めるほうが良いのかなという感じがあります。

 

ヨンパに関してはそのままタータンで3台目までの入りをしようかなと。この時期にやるのかという話ですが。1台目までの流れができるともっと見えてくるものがあると思っています。この冬で圧倒的に力をつけて来ているSさんは24歩17歩で余裕。昨年は調子の良し悪しでずいぶん差がありましたが今は余裕があります。ハードリングも改善されてきている。かなり面白いと思います。Kuさんは23歩の16歩。こちらにきたらスムーズにいきます。まじか。まだまだ踏切が近いのと逆足のブレが大きい。これを改善できるかどうかですが、少し前よりは明らかに動けるようになってきているので一安心。Aさんは24歩で行こうと思うとおーばストライドになるので25歩の18歩で行くことに。シーズンになってどうなるかですが安定した走りの中で余力を持って最後まで押し切れるほうが良いかなという気はしています。

 

こうなるとやはりKuさんの6歩ハードルの設定の仕方を考えないといけません。これは色々と示唆に富んだ内容だと思っています。勉強になります。目の前の選手の状況を見ながら判断をする。練習の内容、距離設定の変更をしていく。積み上げだと思っています。こういう部分を大事にしていく。陸上競技の楽しさ。

 

まとまりませんが。一応記録しておきたいなと。また書きたいとは思います。多分。

コメント
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