kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

徳山地区の練習会に思う

2022-08-12 | 陸上競技
水曜日のことを。この日は息子を山口まで送り届けるという重要な任務が。職場に行く前に家に連れていくだけなので大した問題ではなかったのですが。

前日に舎監に入ることが決定しました。木曜日から2泊3日の国体合宿が実施される。その期間中は学校の生徒が寮に残るので宿泊しないといけないことになっていました。3日連続で寮に泊まることになる。自分のやれることをやるしかないのです。

が、10日は徳山支部の練習会があるということになっていました。gt先生から以前に頼まれていた部分です。ハードルパートの練習をするということになっていました。練習開始は午後から。午前中山口に行って徳山に戻り、更に山口に戻ってくるという日程。なかなかです。

練習開始が13時からという時間帯でした。これはかなりのダメージ(笑)。炎天下の上、タータンの照り返しがあります。これはダメージが大きい。休みをはさみながらやっていく形にしました。何人かはこれまでも練習会に参加してくれている選手でした。何人かは初めて。多分ハードルの基礎もほとんどやったことがない感じだと思います。1回だけでどれだけできるのかは分かりません。継続的な練習ができるかどうかは大きな部分だと思っています。

簡単に股関節周辺の補強をしてから練習へ。硬いハードルがあったのでそれを利用しながら。ハードルアプローチを少しやってから今度は壁に向かってのアプローチ。どうしても股関節が硬い選手がいます。これでは思い通りのハードリングはできないでしょうね。股関節が開きません。あとは基礎的なことを繰り返して3歩ハードルと5歩ハードルを。

普段練習が少ない選手はここに至るまでにすでに集中力が切れます。それを切らさないように指導するのが指導者として必要なのかもしれません。細かいポイントを指摘しても遠くで聞いていないという選手も。これに対しかなりイラっとしましたが、我慢(笑)。本当に「競技力を向上させたい」と思って参加してるのかどうかは分からない部分です。顧問から「行くように」といわれてきている選手もたくさんいるでしょう。

根本的に「鍛えられていない」というのもあると思います。こういう部分に対していちいち反応していたらこれから先はやっていけないだろうなと思っています。以前のような「指導スタイル」はこの世の中では通用しない時代になっています。「やらないなら帰れ」と以前は普通に言っていました。お互いのためにならないからです。しかし、「練習会」なので「やる気がない」と感じられるような部分があっても「参加する権利」があるのかもしれません。「本人はやる気」であってもそれが一般的に「やる気がない」と見えてしまう選手もいるのだと思います。

サービス業という感覚でやるのか。これから先のことを考えると「クラブチーム」を作ってもこういう部分は埋められない感覚だと思います。「お金を払うから当たり前」という感じも出るでしょう。どこのレベルを目指してやっていくのかによっても大きく違ってくると思います。試合に出場できればいいという感覚なのか活躍したいという感覚なのかによっても違ってきます。

とはいえ、それぞれに対応していきました。とにかく時間が足りない。暑いので級家kをしながらになりますし。やりたい動きがどれだけできるのかも大きな部分です。リード足が伸び切ってしまう部分と抜き足が大きく回ってしまう。これに関しては1日では修正できません。色々なやり方があると思いますが。この辺りをどうすればいいか。「1回だけ」というチャンスであれば何を優先するのか。技術的なことも必要ですし、筋力的なことも必要です。やはり継続的な部分は欠かせないと思っています。

終了後、途中まで高速を使って山口に。渋滞する時間帯でしたから。指導する時間があることは本当にありがたいことです。こういう機会を利用しながら自分がこれから先どのような身の振り方をするのかを真剣に考えたいと思います。頼ってくれる人がいるというのは本当にありがたいことです。感謝。
コメント
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