3月11日が近くなり、テレビ各局で関連番組の放送が始まった。
リアルタイムで、また録画で、可能な限り全部見ている。
その一方で、BBCのドキュメンタリー「津波の子供たち "Children of
the tsunami "」を見た。
日本大震災の被災者である子供たちや、子をもつ親の証言を通して、3.11の津波と原発事故のその後を紹介するBBCドキュメンタリー。
2012年3月1日放映。
http://www.youtube.com/watch?v=D_AxnoNrr_8
うーん、これはすごいドキュメンタリーです。
津波を体験した子どもたち。
住んでいた町から避難したまま、戻れない子どもたち。
その顔から目が離せない。
子どもたちが語る言葉は、表情が明るければ明るいほど、重たい。
子どもを失った親たちの肉声が、本当に切ない。
映像の深さもまた印象的だ。
日本のメディア、というか日本のテレビカメラに向かって、あの子ども
たちや親たちは、同じように話をしただろうか。するだろうか。
これまで、こういう1本が作られ、放送されたか。また、されるだろうか。
国内の震災特番と比較する意味でも、静かで力強いこの作品を、ぜひ
ご覧になることをオススメします。
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