碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「読んで(書評を)書いた本」 2012.03.04

2012年03月04日 | 書評した本たち

崩れた。

机の周囲に積み上げていた本が崩れた。

書斎の入口から椅子まで、いくつかの山に接触することなく到達しようとして、失敗したのだ(笑)。

規模は小さいが、草森紳一さんが書いた『随筆 本が崩れる』(文春新書) の恐怖が少しわかりました。

地道に片づけます。


今週の「読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。
 
大沢在昌 
『新宿鮫短篇集 鮫島の貌』 光文社

田辺聖子、北杜夫、吉本隆明ほか 
『いつもそばに本が』 ワイズ出版

熊井明子 
『めぐりあい~映画に生きた熊井啓との46年』 春秋社 

大谷能生 
『植草甚一の勉強』 本の雑誌社 

毛利眞人 
『砂漠に日が落ちて~二村定一伝』 講談社


* 上記の本の書評は、
  発売中の『週刊新潮』(3月8日震災1周年追悼号)
  に掲載されています。