日曜日の新橋へ。
電通ホールで行われた「Asian Side of the DOC(ASD)」に参加しました。
ASDは「アジアとヨーロッパを始めとする世界中の国々、またアジア諸国同士で、国境を越えたドキュメンタリーの共同制作を推進するための意見交換の場」。
昨日は取り組みのひとつである「東北ピッチ・セッション」でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/49/79bb173fe9b115ffde1dfc20f2f89709.jpg)
まず、ピッチ・セッションは、「ドキュメンタリー番組企画を持つプロデューサーがコミッショニングエディターと呼ばれる出資者(放送局など)の前でトレイラー映像を上映して企画案のプレゼンテーションを行い資金の調達の機会を得る」というもの。
そして「東北ピッチ・セッション」は、震災復興をテーマとしたコンテンツの製作主体と海外の放送事業者をマッチングさせよう、というのが狙いです。
放送局や制作会社の応募作の中から選ばれた番組企画がプレゼンテーションされました。
今回の企画選定と番組評価に関わるのが、第三者評価委員会である「ジャパンコンテンツ国際化推進検討会」。
私もその委員の一人で、他のメンバーは、
中島信也(東北新社専務)、
天城靭彦(NHKエンタープライズ経営主幹)、
半田也寸志(写真家)、
村上信夫(放送作家)の各氏。
朝から夕方まで、次々と企画説明が行われ、それぞれに対しての質疑応答があり、かなりヘビーでしたが(笑)、海外の放送事業者の方々のドキュメンタリーに対する考え方がよくわかり、とても興味深いセッションでした。
「ASD」全体は、水曜までベルサール汐留で行われています。