『週刊文春』、すごいなあ(笑)。
最新(3月22日)号で、大学生の就職に関する、15ページもある大特集が組まれている。
題して、『一流企業に本当に強い「大学ランキング」~超氷河期「成功する就職」の秘密』。
大学3年生の子供を持つ親御さんなんかは、つい買ってしまいそうだ(笑)。
どこの大学から、どんな企業(いずれも一流らしい)に、何人入ったか、という一覧表もある。
このリストは「一流企業に就職できる大学」という括りになっており、関東では、早大、慶大、東大、東工大、一橋大、法大、中大、上智大、青学大、駒大、立大、日大、という12の大学が並ぶ。
“就職に強い”明治がないけど、いいのかな(笑)。
記事では、各大学の就職状況についての説明があり、「早慶では金融が圧倒的」みたいなことが書いてある。
えーと、本学に関しては、「上智大学は金融機関だけでなく、1位の日立製作所や8位のNTT東日本など、インフラ系企業の就職者も目立つ」そうだ。
まあ、いわゆる一流企業に行きたい人は、上記の大学に在籍していれば、より可能性が高い、という話のようです。
別に文句はありませんが(笑)、「一流(と呼ばれる)企業」の全部が
全部、本当の意味で一流かどうかは、わからないわけで。
たとえば、以前ならリストにあるはずの「JAL」の文字、今回は無い。
一方、ANAには青学から20名、上智から10名となっている。
また、このリストは「2011年入社」のものなので、「東京電力」もちゃんとランクインしており、東大で15位(20名)、東工大では9位(15名)となっている。
昨年の春、両大学から東京電力に入った35名の新人は、まんま在籍しているとしたら、1年を経た今、どんなことを考えながら仕事をしているのだろう。
そんなこんなを思いつつ、この大特集を読んでいます。