闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3671~77
1)エイブラハム・ポロンスキー監督の「夕陽に向かって走れ」
1909年に起きた先住民の哀しい実話を69年にレッドフォード主演で映画化した哀しいお噺。
2)ピーター・モーティマー監督の「アルピニスト」
25歳で散った不世出の単独行登山家、マーク・アンドレ・ルクレールの軌跡をたどる2020年の哀しい悲しいドキュメンタリー映画。
3)ケヴィン・マクドナルド監督の「モーリタニアン」
9.11の容疑者として悪名高きグアンタナモ基地に14年間の長きに亙って収容された無実のモーリタニア人の2020年の災難記録。懐かしやジョディ・フォスターが主演している。
4)タランティーノ監督・脚本・出演の「レザボア・ドッグス」
1992年の裏切り者探しのギャング映画。
5)ガス・ヴァン・サント監督の「小説家を見つけたら」
ショーン・コネリーとマーリー・エイブラハムが健在ぶりを見せつける2000年の文芸青春物語。
6)内藤誠監督の「スタア」
スタア夫妻のホームパーティ自を舞台にした1986年のドタバタ喜劇。
原作者の筒井康隆をはじめ原田大二郎、水沢アキ、山下洋輔、坂田明、タモリ、和田アキ子など多彩なスタア総出演のスラップスティックだが、てんで面白くもおかしくもないのはなぜ。
7)クリストファー・ノーラン監督の「フォロウィング」
趣味で他人の後を尾けていた男が陥った陥穽を描く1999年のミステリー映画の佳作。
いずれにせよ滅びの道を辿るらん水と油の老人に従い 蝶人