闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3678~82
1)アン・リー監督の「グリーン・デスティニー」
翠の運命なる名剣を巡ってチョウ・ユンファ、ミシェル・ヨー、チャン・ツィイーなどが繰り広げる2000年の阿呆莫迦武闘劇。タンドンが作曲しヨーヨーマが弾く主題歌も阿呆くさい。
2)ガース・デイヴィス監督の「LION/ライオン」
5歳の時に離れ離れになってオーストラリアの養父母に育てられた印度人の少年が、25年後に老いた母親と再会するまでの2016年の苦労話。
3)ヨルゴス・ランティモス監督の「聖なる鹿殺し」
父親を手術で死なせてしまった心臓外科医家族に対する少年の復讐を描く訳の分からぬ2017年の怪奇ドラマ。
4)ドン・シーゲル監督の「抜き撃ち二丁拳銃」
美女が悪女のオーディ・マーフィー主演の1952年の西部劇。
5)ウォルター・ヒル監督の「ジェロニモ」
騎兵隊に追い詰められて最後はフロリダの狭い居留地に護送されていく偉大なアッパチノの首領に身を寄せながら哀感を以て描きつくすそれなりに「良心的な」1993年の西部劇。
極右ともファシストとも知らないで緑のタヌキに靡く民草 蝶人