西暦2025年睦月蝶人映画劇場 その2
闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3893~97
1)イ・オニ監督の「女は冷たい嘘をつく」
正体不明のベビーシッターに我が子を奪われたヒロインがいろいろ苦労しながら最後に取り戻すまでを描いた2016年のサスペンス韓国映画。
2)ルイジ・コメンチーニ監督の「パンと恋と夢」
デ・シーカが田舎の小さな村の警察署長になって繰り広げる1953年の恋愛喜劇。ジーナ・ロロブリジダが愛らしい。
3)ヴィム・ヴェンダース監督の「夢の涯てまでも」
インドの衛星事故、核爆発、脳の夢を見ることが出来る画期的映像システムの発明等々色々な挿話が出てくるが、1999年、ウィリアム・ハート、ソルベイグ・ドマルタン、ジャンヌ・モロー、マックス・フォン・シドー、笠智衆と共に4時間47分かけて世界各国を経めぐるロードサイド・ムービー。
4)久松静児監督の「安宅家の人々」
吉屋信子のげん原作を水木洋子の脚本で1952年に映画化。知的障害のある船越英二の妻を演じる田中絹代、彼女の無軌道な弟三橋達也とその妻音乙羽信子などの熱演で大変面白い。
5)マーク・ウィリアムズ監督の「ファイナル・プラン」
リーアム・ニーソン主演の2020年のFBI疑惑サスペンスドラマ。奇妙なお噺に鼻白むがクイクイみせる。
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