電動アシスト自転車
坂も楽々!! 種類もいろいろ!!
電動アシスト自転車に乗る人が増えています。電動モーターの働きで、人が自転車をこぐ力をアシスト(補助)するため、走り始めがふらつくことなく安定し、坂道を上るのも楽になるといいます。
自転車全体の出荷台数がやや減少するなか、電動アシスト自転車は、2008年には31万6千台となり、5年前の21万4千台から約50%近く増加しています。 (自転車協会調べ)
乗る人の年代が、お年寄りから広がっていることが背景にあります。「昨年の原油高で、原付き自転車から乗り換えた人もいるようです。環境にやさしく、原付きとちがって免許もいりません」と同協会の大久保薫さん。
東京都目黒区にある、電動アシスト自転車専門店「ASSIST」。周辺に坂があるので、通勤・買い物に便利だと求める人が訪れます。「多いのは女性ですね。子どもを乗せるときや、荷物が多いときに、電動アシスト自転車は楽です」。
こう語るのは、同店アドバイザーの飯泉(いずみ〉正順さん。最近は、折り畳み式、スポーツタイプ、車輪が小さくて収納に場所をとらないものなど、種類が多彩になっています。
電動アシスト車は、電動モーターの働きによってこぐ力を軽減します。モーターを動かすバッテリーは車体から取り外せます。専用充電器を室内のコンセントに差し込み、バッテリーを充電します。1回の充電にかかる電気代は10円前後と言われます。
「1回の充電で長く乗るこつは、必要以上に強くこがないこと。軽くこぐだけでいいです」(飯泉さん)
バッテリーがリチウムイオン電池になってから車体は軽くなっています。価格は、バッテリーや充電器と合わせて10万円台のものが多いといいます。
ハンドルに付いている操作パネルのスイッチを入れ、走り方を「標準」「強」などと選択できます。パネルにバッテリーの残量も表示されます。
【画像をクリックすると、別画面で開きます】
昨年、道路交通法の改正でアシストカが強化され、それに対応した車種が出ています。これまでは人力と電動アシストカの割合が、1:1だったのが、最大で1:2に変更され、人のこぐ力を軽減しました。
ただし1:2の比率は時速10キロまでで、10キロ以降はアシストカを次第に制限し、24キロを超えるとゼロになる設定で、スピード(図参照)の出しすぎを防いでいます。アシスト比率は商品によって異なります。
買う時・乗る時に
「使用目的に合わせて選び、試乗してから求めるといいでしょう」と、自転車協会の大久保さんはいいます。アシスト機能により、普通の自転車より走り出しは早く加速するなど特性があるので、試乗して体で知ることが大切です。
サドルの高さは、地面に両足が着く高さに調整すると安心です。タイヤに空気が入っているかの確認も忘れずに。空気が減ってきてもアシスト力で自転車は走りますが、バッテリーを消費することになります。
発進するときは、必ずサドルにまたがってからこぎだします。けんけん乗り(片足でペダルをこぎながらサドルにまたがる乗り方は)は、アシスト自転車では厳禁です。思いがけないアシスト力が発生して転倒などによるけがのおそれがあるからです。
「スピードの出るアシスト自転車では、交通ルールをとくに厳格に守りましょう。信号機のない交差点や路地での一時停止、歩行者優先などを心がけてください」
【しんぶん赤旗日曜版】2009年6月21日付より転載
僕は、5~6年前に1ヶ月の免停でしかたなく乗っていたことがありますが、そのごろと比べるとバッテリーの大きさが小さくなっていますし、1回の充電で走れる距離も長くなっているようですね。
坂も楽々!! 種類もいろいろ!!
電動アシスト自転車に乗る人が増えています。電動モーターの働きで、人が自転車をこぐ力をアシスト(補助)するため、走り始めがふらつくことなく安定し、坂道を上るのも楽になるといいます。
自転車全体の出荷台数がやや減少するなか、電動アシスト自転車は、2008年には31万6千台となり、5年前の21万4千台から約50%近く増加しています。 (自転車協会調べ)
乗る人の年代が、お年寄りから広がっていることが背景にあります。「昨年の原油高で、原付き自転車から乗り換えた人もいるようです。環境にやさしく、原付きとちがって免許もいりません」と同協会の大久保薫さん。
東京都目黒区にある、電動アシスト自転車専門店「ASSIST」。周辺に坂があるので、通勤・買い物に便利だと求める人が訪れます。「多いのは女性ですね。子どもを乗せるときや、荷物が多いときに、電動アシスト自転車は楽です」。
こう語るのは、同店アドバイザーの飯泉(いずみ〉正順さん。最近は、折り畳み式、スポーツタイプ、車輪が小さくて収納に場所をとらないものなど、種類が多彩になっています。
電動アシスト車は、電動モーターの働きによってこぐ力を軽減します。モーターを動かすバッテリーは車体から取り外せます。専用充電器を室内のコンセントに差し込み、バッテリーを充電します。1回の充電にかかる電気代は10円前後と言われます。
「1回の充電で長く乗るこつは、必要以上に強くこがないこと。軽くこぐだけでいいです」(飯泉さん)
バッテリーがリチウムイオン電池になってから車体は軽くなっています。価格は、バッテリーや充電器と合わせて10万円台のものが多いといいます。
ハンドルに付いている操作パネルのスイッチを入れ、走り方を「標準」「強」などと選択できます。パネルにバッテリーの残量も表示されます。
【画像をクリックすると、別画面で開きます】
昨年、道路交通法の改正でアシストカが強化され、それに対応した車種が出ています。これまでは人力と電動アシストカの割合が、1:1だったのが、最大で1:2に変更され、人のこぐ力を軽減しました。
ただし1:2の比率は時速10キロまでで、10キロ以降はアシストカを次第に制限し、24キロを超えるとゼロになる設定で、スピード(図参照)の出しすぎを防いでいます。アシスト比率は商品によって異なります。
買う時・乗る時に
「使用目的に合わせて選び、試乗してから求めるといいでしょう」と、自転車協会の大久保さんはいいます。アシスト機能により、普通の自転車より走り出しは早く加速するなど特性があるので、試乗して体で知ることが大切です。
サドルの高さは、地面に両足が着く高さに調整すると安心です。タイヤに空気が入っているかの確認も忘れずに。空気が減ってきてもアシスト力で自転車は走りますが、バッテリーを消費することになります。
発進するときは、必ずサドルにまたがってからこぎだします。けんけん乗り(片足でペダルをこぎながらサドルにまたがる乗り方は)は、アシスト自転車では厳禁です。思いがけないアシスト力が発生して転倒などによるけがのおそれがあるからです。
「スピードの出るアシスト自転車では、交通ルールをとくに厳格に守りましょう。信号機のない交差点や路地での一時停止、歩行者優先などを心がけてください」
【しんぶん赤旗日曜版】2009年6月21日付より転載
僕は、5~6年前に1ヶ月の免停でしかたなく乗っていたことがありますが、そのごろと比べるとバッテリーの大きさが小さくなっていますし、1回の充電で走れる距離も長くなっているようですね。
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