知って得する ベランダ野菜の作り方
ゴボウ・ダイコン・長ネギ
今回は、ゴボウやダイコンなど根が長く伸びる野菜や、長ネギやサトイモなど土寄せ管理が必要な野菜を、庭先やベランダで作る方法を紹介します。
今回紹介するのは、あくまでも一例ですから、皆さんがそれぞれ工夫してみてください。工夫次第で、庭先やベランダで作れる野菜の種類が大幅に広がります。
◆袋や箱の準備◆
厚手で大きな肥料袋や、培養土の大袋などがあれば、そのまま利用できます。米袋などでもよいでしょう。発泡スチロールの箱(魚などを入れるトロ箱など)があれぱ、一つの底を抜いて、2箱を重ねます。いずれの場合も、下の方に数カ所、水抜きの穴をあけます。
◆土入れ◆
袋や箱の底に5センチ程度ゴロ土を入れて、水はけをよくします。ゴポウやダイコンなどは、袋や箱を板の上におくか、そのままベランダに立て、中に口いっぱい市販の培養土を入れます。袋や箱が倒れないように、しっかりと固定しましょう。
長ネギやサトイモは、袋の縁を外側に折り返して、ゴロ土の上に10~15センチくらい土を入れます。
◆タネまきなど◆
ダイコンやゴボウは、直接タネをまきます。芽が出るまでは乾燥しないように水をやります。
長ネギやサトイモは、苗や種イモを植え付けます。
◆管理と収穫◆
ダイコンやゴポウは、通常の管理と同様に、間引きや追肥をします。
長ネギやサトイモは、葉や茎が伸びるにしたがって、折り返しておいた袋を元に戻しながら、少しずつ土を足し、追肥もします。
箱を利用する場合は、最初に1箱を使い、伸びるにしたがって、箱の底を抜いて足していけばよいでしょう。いずれも適当な大きさになったら収穫します。
◆応用編◆
地下深く伸びるヤマイモなどはゴボウと同様に作ることができます。土を寄せながら作るジャガイモなどは長ネギと同様です。袋の分だけ背が高くなるので、置き場所をよく考えましょう。
塚越覚(農学博士千葉大学園芸学研究科)
プランターの場合も同様ですが、袋栽培では土の温度が気温の影響を受けやすいので、日よけや保温対策をしっかりやります。袋の場合はむしろや稲わら、段ボールなどを巻き付けるとよいと思います。
【しんぶん赤旗日曜版】2009年6月21日付けより転載。
ゴボウ・ダイコン・長ネギ
今回は、ゴボウやダイコンなど根が長く伸びる野菜や、長ネギやサトイモなど土寄せ管理が必要な野菜を、庭先やベランダで作る方法を紹介します。
今回紹介するのは、あくまでも一例ですから、皆さんがそれぞれ工夫してみてください。工夫次第で、庭先やベランダで作れる野菜の種類が大幅に広がります。
◆袋や箱の準備◆
厚手で大きな肥料袋や、培養土の大袋などがあれば、そのまま利用できます。米袋などでもよいでしょう。発泡スチロールの箱(魚などを入れるトロ箱など)があれぱ、一つの底を抜いて、2箱を重ねます。いずれの場合も、下の方に数カ所、水抜きの穴をあけます。
◆土入れ◆
袋や箱の底に5センチ程度ゴロ土を入れて、水はけをよくします。ゴポウやダイコンなどは、袋や箱を板の上におくか、そのままベランダに立て、中に口いっぱい市販の培養土を入れます。袋や箱が倒れないように、しっかりと固定しましょう。
長ネギやサトイモは、袋の縁を外側に折り返して、ゴロ土の上に10~15センチくらい土を入れます。
◆タネまきなど◆
ダイコンやゴボウは、直接タネをまきます。芽が出るまでは乾燥しないように水をやります。
長ネギやサトイモは、苗や種イモを植え付けます。
◆管理と収穫◆
ダイコンやゴポウは、通常の管理と同様に、間引きや追肥をします。
長ネギやサトイモは、葉や茎が伸びるにしたがって、折り返しておいた袋を元に戻しながら、少しずつ土を足し、追肥もします。
箱を利用する場合は、最初に1箱を使い、伸びるにしたがって、箱の底を抜いて足していけばよいでしょう。いずれも適当な大きさになったら収穫します。
◆応用編◆
地下深く伸びるヤマイモなどはゴボウと同様に作ることができます。土を寄せながら作るジャガイモなどは長ネギと同様です。袋の分だけ背が高くなるので、置き場所をよく考えましょう。
塚越覚(農学博士千葉大学園芸学研究科)
プランターの場合も同様ですが、袋栽培では土の温度が気温の影響を受けやすいので、日よけや保温対策をしっかりやります。袋の場合はむしろや稲わら、段ボールなどを巻き付けるとよいと思います。
【しんぶん赤旗日曜版】2009年6月21日付けより転載。
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