今度の総選挙で、自公政権の退場は確実！ 新しい日本の政治を作る一歩を

麻生さんが、「解散予告」なるものをしてから、急に慌しくなってきました。
麻生さんが２１日の週のいつ解散するにせよ、両院議員総会の行方がどうなるにせよ、８月１８日告示、８月３０日投票の日程は確実視されています。

　最近の選挙、静岡知事選挙、東京都議会議員選挙の結果からみても、今度の総選挙で、自民党が敗退して、民主党中心の政権ができる可能性が大きくなっています。

　自民党政治の単なるスキャンダルだけでなく、政治の中身で自民・公明の政治に国民が見切りをつけているからだと思います。
　ワーキングプア、派遣切りなどの不安定雇用を広げ、社会保障費年間２２００億円削減で医療・介護・年金などで国民の福祉を切り捨て、国民に負担増を押し付けてきた自公政権への怒りが爆発しています。
　また、自衛隊の海外派兵をすすめ、米軍のヴァム移転に税金を出す。オバマ大統領が「核兵器のない世界をめざす」と発言しても、アメリカに「核の傘で守ってください」っていう日本政府への批判が強まっています。

　「こんな政治はもういやだ」という思いがふつふつを沸いているのだと思います。


さて、新しい政治はどんなものであるべきでしょうか！

日本共産党は、２１世紀の日本のすすむべき道として、２つの旗印を掲げています。
第１は、国民の生活を守る「ルールある経済社会」をつくることです。そのために、異常な財界・大企業優先の政治の転換をめざします。
第２は、憲法９条を生かし、世界とアジアの平和に貢献する「自主・自立の平和外交」です。そのために、異常な「軍事同盟絶対」の政治から脱却をめざします。

と言っても、「共産党の議席数は限られているではないか」と言われるかもしれませんね。
でもでも、その中で、建設的野党としてりっぱな仕事をする力が、日本共産党にはあるのです。

第１に、国民の切実な要求を実現する立場で、政策要求を積極的に提案し、課題ごとに一致点で努力し、政治を前に動かす「推進者」の仕事をします。
第２に、消費税増税のうごき、憲法改定のたくらみ、衆院比例部分の削減など、民主党も表明している危険な動きに対して、「防波堤」の役割を果たします。
第３に、「国民が主人公」の立場に立った民主的な政権～民主連合政府をつくるために国民的な共同の探求、前進させるために力をつくします。

総選挙では、だれもが、小選挙区と比例代表の２票があります。
比例代表は、全国１１のブロック毎に、たくさん得票した政党順に議席がわりふられます。
日本共産党の現有議席は９議席です。全国で６５０万得票で、各ブロック毎に１人増（東北ブロック以外）をめざして奮闘します。

【日本共産党のホームページ】