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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

検証 維新「身を切る改革」⑤ 梅村議員ら不記載次々

2023-10-18 07:11:51 | 政治・社会問題について
検証 維新「身を切る改革」⑤ 梅村議員ら不記載次々
吉村洋文大阪府知事は、「収支報告書は『虚偽』記載だけでなく、『不記載』の場合も犯罪。不記載が故意(わざと)の場合だけでなく、重過失(わざとでないが重大な注意ミス)の場合も犯罪。5年以下の禁錮、100万円以下の罰金。公民権停止」と2019年にツイートしています。
この不記載。維新の多くの議員がしています。そのうち、政党助成金(税金)と文通費からの繰入(寄付)金が入っている政治団体で見てみましょう。

「寄付」100万円
NHKは、20年に「政治資金収支報告書への記載が法律で義務づけられている寄付や政治資金パーティーによる収入について…収支報告書に記載していなかったことが…わかりました」「野党で不記載の額が最も多かったのは日本維新の会の参議院大阪選挙区選出の梅村みずほ議員で、代表を務める『梅村みずほ後援会』が去年、『日本維新の会国会議員団』から受けた寄付100万円を記載していませんでした」と報道しました。
清水貴之参院議員は、清水貴之後援会が17年と20年に「日本維新の会国会議員団」から寄付金を受け取りながら政治資金収支報告書に記載していなかったとして、22年4月、上脇博之神戸学院大教授から政治資金規正法違反容疑で告発されています。
室井邦彦参院議員が代表の日本維新の会参議院比例区第53支部は、馬場伸幸衆院議員の日本維新の会衆議院大阪府第17選挙区支部に21年10月14日付で50万円を寄付金として支出しています。
ところが、馬場衆院議員の収支報告書には、「政治団体からの寄付」はゼロとなっています。室井議員側からの50万円の記載はありません。
19年に100万円の不記載をNHKで報道された梅村みずほ後援会は、20年分でも日本維新の会国会議員団からの200万円が「寄付金額の計上漏れ」だったとして訂正しています。

3年分全てで
梅村参院議員は、それ以外にも、21年分で、鈴木宗男参院議員(維新を離党)が代表の日本維新の会参議院比例区第25支部からの寄付30万円を不記載にしています。
梅村参院議員は、19年に参院議員になって以後、収支報告書が公表された3年分全てで不記載をしています。
この他にも鈴木参院議員が代表の日本維新の会参議院比例区第25支部は、21年に梅村聡後援会、石井苗子ときぼうの会、片山大介事務所にそれぞれ30万円、松田りゅうすけ後援会に20万円を寄付したとしています。しかし、寄付先のそれらの政治団体の収支報告書にその記載はありません。
日本維新の会衆議院東京都第8選挙区支部は、20年の政党助成金使途報告書で120万円交付されたと記載していますが、収支報告書にはその記載はありません。
(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年10月17日付掲載


清水貴之氏は兵庫県選出の参議院議員、室井邦彦氏は比例代表だけれども兵庫県出身。
梅村参議院議員とともに、政治資金の不記載など疑惑まみれとは情けない事。
よくも「身を切る改革」と言えたものです。

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