県立こども病院のポーアイ移転計画 撤回等を求める請願署名

県立こども病院のポーアイ移転計画　撤回等を求める請願署名


こども病院をポーアイに移転していいの？と可愛い赤ちゃんが語りかけます・・・

兵庫県知事　井戸敏三様

［請願趣旨］
神戸市須磨区の高台にある兵庫県立こども病院は、産科と新生児科の両方が組み込まれた高度な周産期医療を担う県下唯一の「総合周産期母子医療センター」で、母子のための医療を行う“最後の砦”です。
この大切な病院が築４０年となり建て替えが必要となっていますが、兵庫県は、人工島であるポートアイランド２期地の神戸市立中央市民病院隣接地に移転ざせようとしています。
しかし、東日本大震災で被災した石巻市立病院の例や、阪神・淡路大震災で機能しなかった中央市民病院の経験を省みても、基幹病院を沿岸地に整備して、万が一巨大災害が発生した場合、基幹病院としての役割を果たすことができるでしょうか。そのような心配のない地に整備することが震災の教訓ではないでしょうか。
また、ポートアイランドの中央市民病院と隣接ざせること自体、「総合周産期母子医療センターを増やして」との県民の願いに反するものです。お隣の大阪府では６カ所まで分散・整備されています。患者会などからは中央市民病院を「総合周産期母子医療センター」として拡充してほしいと要求し続けてきました。中央市民病院と隣接ざせて１カ所にするのではなく、中央市民病院は独自にセンターとして拡充すれば、一層の周産期医療充実につながります。
私たちは、県下の周産期医療の拡充をめざして、防災リスク管理に反する沿岸地への移転計画をやめ、総合的なセンターの配置と拡充を求めるものです。

［請願項目］
（１）兵庫県立こども病院をポートアイランドに移転する計画を撤回すること。
（２）県下の「総合周産期母子医療センター」を拡充すること。






子どもを産み育てるための総合的な周産期医療センターを県下各地に整備することが求められます。兵庫県は阪神間に代表されるように工業県でだけでなく、農業県や漁業県でもあります。
本来なら、神戸だけでなく播州や但馬丹波地方にも周産期医療センターを整備することが求められます。

だのに、ポートアイランドの様な人工島に一極集中することは、リスクの面からも、県民のニーズからも逆行するように思えます。
なんとしても阻止しないといけませんね。