「吸血鬼星」結構あった!?
二つの恒星が互いの重心の周りを回る「連星」の中には、一方の恒星が、もう一方の恒星が持つガスなどをはぎとってしまうものがあります。「吸血鬼星」とも呼ばれています。
欧米の天文学者でつくる国際グループが銀河系(天の川銀河)内にある数十個の恒星を観測した結果、吸血鬼星が従来考えられていたより多いことがわかったと米科学誌『サイエンス』(27日号)に発表しました。
研究グループは、南米・チリにある欧州南天天文台の巨大望遠鏡を使って銀河系内にある、太陽の数十倍の質量を持つ恒星71個を観測しました。その結果、そのうちの約4分の3が連星で、多くは吸血鬼星であることがわかったといいます。
ガスを奪い取った星は、核融合の原料となる水素を得て若返るといいます。
吸血鬼星の想像図(米航空宇宙局、欧州宇宙機構提供)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2012年7月31日付掲載
太陽系の様に1つの恒星が単独で存在しているのが普通の恒星の状態だと思いがちですが、宇宙にはいろんな形や存在状態の恒星があるんですね。観測した恒星(太陽より数十倍の質量をもつものですが・・・)のうち4分の3が連星だったというのですからびっくりですね。
二つの恒星が互いの重心の周りを回る「連星」の中には、一方の恒星が、もう一方の恒星が持つガスなどをはぎとってしまうものがあります。「吸血鬼星」とも呼ばれています。
欧米の天文学者でつくる国際グループが銀河系(天の川銀河)内にある数十個の恒星を観測した結果、吸血鬼星が従来考えられていたより多いことがわかったと米科学誌『サイエンス』(27日号)に発表しました。
研究グループは、南米・チリにある欧州南天天文台の巨大望遠鏡を使って銀河系内にある、太陽の数十倍の質量を持つ恒星71個を観測しました。その結果、そのうちの約4分の3が連星で、多くは吸血鬼星であることがわかったといいます。
ガスを奪い取った星は、核融合の原料となる水素を得て若返るといいます。
吸血鬼星の想像図(米航空宇宙局、欧州宇宙機構提供)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2012年7月31日付掲載
太陽系の様に1つの恒星が単独で存在しているのが普通の恒星の状態だと思いがちですが、宇宙にはいろんな形や存在状態の恒星があるんですね。観測した恒星(太陽より数十倍の質量をもつものですが・・・)のうち4分の3が連星だったというのですからびっくりですね。
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