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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

世界が称賛 カリブ海の女性首相 国連一般討論 世界で接種 行動求める

2021-10-06 07:20:51 | 国際政治
世界が称賛 カリブ海の女性首相 国連一般討論 世界で接種 行動求める
9月27日に終わった第76回国連総会の一般討論で、主要国ではなく、カリブ海の島国の女性首相による演説が「力強い」とインターネット上やメディアで反響を呼んでいます。バルバドスのミア・モトリー首相は9月24日、「世界がコロナワクチン接種計画を実行に移すまで、あといくつ変異株が生まれなければならないのか」と述べ、各国首脳に指導力の発揮と行動を求めました。
格差是正を求める国際活動家のべン・フィリップスさんがツイッター上で「ついに世界にリーダーが現れた。この演説だ」と動画を投稿すると、9月30日までに視聴は200万回を超えました。





国運総会で演覗するハルハドスのモトリー首相=9月24日、ニューヨークの国連本部(ロイター)

モトリー氏は「もし私が事前に準備された演説を読むだけなら、他の首脳の、そして私自身の言葉の繰り返しになるだけ」と演説を開始。ジャマイカ出身のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの「Get UP、Stand UP(起き上がれ、立ち上がれ)」を引きながら、「人々の権利のために立ち上がるのは誰か?この恐ろしいパンデミックで、気候危機で亡くなった死者のために立ち上がるのは誰なのか?」と首脳に奮起を呼び掛けました。
またモトリー氏は、「これらの問題解決が実現不可能なわけではない」とも指摘。「もし月面に人類を送ったり、男性の薄毛を解決したりする意志がわれわれにあるのなら、食料をまっとうな価格で人々に供給するぐらい単純な問題は解決できるはずだ」と強調しました。
コロナ禍で途上国を中心に深刻な食料危機が起きており、9月23日には国連で初めて食料システムサミットも開催されました。
オンラインニュースサイトのアップワーシーは「大国・富裕国の首脳らがニュースになるのは慣れているが、小国がもたらしうる力強い指導力を実感した」と報道。演説は「インターネット上、世界中で称賛を受けている」と評しています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2021年10月1日付掲載


一握りの大国が世界政治を思いのままに動かしていた時代は終わり、世界のすべての国ぐにが、対等・平等の資格で、世界政治の主人公になる新しい時代が開かれつつある。諸政府とともに市民社会が、国際政治の構成員として大きな役割を果たしていることは、新しい特徴である。
東南アジアやラテンアメリカで、平和の地域協力の流れが形成され、困難や曲折を経ながらも発展している。これらの地域が、紛争の平和的解決をはかり、大国の支配に反対して自主性を貫き、非核地帯条約を結び核兵器廃絶の世界的な源泉になっていることは、注目される。とくに、東南アジア諸国連合(ASEAN)が、紛争の平和的解決を掲げた条約を土台に、平和の地域共同体をつくりあげ、この流れをアジア・太平洋地域に広げていることは、世界の平和秩序への貢献となっている。
日本共産党が昨年1月の28回党大会で決めた党綱領からです。
それが、新型コロナのもとで生命力を発揮しています。

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