きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

参議院選挙 兵庫県選挙区ポスター 宣伝文句と本音!!

2007-07-24 22:37:55 | 過去の総選挙・参院選挙
参議院選挙 兵庫県選挙区 各候補者のポスター比較

各候補者のポスターを紹介。宣伝文句から本音を見抜く!!

兵庫県は5人が立候補していますが、ポスターを張り出しているのは、この4人だけ。


まず、自民党の鴻池さん。「変える!」って、何を変えるの。選挙公報に、憲法を変える!と書いています。9条をなくして、海外で戦争できる国にしようってことですね。くわばら、くわばら。


次は、民主党の辻さん。「格差なき社会の実現」と言っていますが、労働者派遣法など、不安定雇用の拡大に民主党は賛成したのではないでしょうか?選挙の時だけの革新ポーズは許されません。


そして、共産党の堀内さんです。1才8ヶ月の自分の子どもといっしょにポスターに載っています。そこに、子どもを大切にする政治への願いがこめられています。また、「憲法9条を守る」と訴えています。

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あと、原さん。原さんは新社会党なのではないのですか?実際、「選挙が終われば新社会党に戻る」と言っておられますね。「9条」を新社会党の国政進出の具にしているような感じです。

参議院選挙 確かな立場と勇気と信念を持った党に

2007-07-23 21:09:16 | 過去の総選挙・参院選挙
参議院選挙も終盤になりました
自民の過半数割れだとか、民主が第1党だとか、いろいろ話題になっています。

自民が過半数を割れて大きく減るのは確実でしょう。しかし、民主が増えても自民党政治をストップする力にならないでしょう。
むかし、社会党(現在の社民党の前身)の村山さんが首相になった時も、その前の橋本内閣が決めた消費税の3%から5%への増税をそのまま実行したでしょ。
民主党は、自民党と社会党が一緒になってできた政党だから、民主党が第1党になったって、村山内閣の二の舞ですよ。


日本の社会が本当に良くなるには、確かな立場の、勇気と信念を持った政党。そう、日本共産党が伸びることです。

共産党は、「しんぶん赤旗」7月23日付けの『主張』(一般紙の社説のようなもの)に、次のように書いています。


【政見放送】
自公の暴走に立ち向かう党


 参院選挙も終盤に入りました。街頭での演説や法定ビラなどの配布も活発になっていますが、NHKのテレビとラジオで放送されている比例代表選挙の日本共産党の政見放送に、「ストップ貧困」「憲法九条を守れ」という訴えが歯切れいい、日本共産党の政策がよく分かった―などの声が寄せられています。

 安倍自公政権の悪政への国民的怒りを代弁し、「たしかな野党」日本共産党の前進で政治を変えようという日本共産党の訴えへの、期待と共感の広がりを示すものです。

参院選の争点を簡潔に
 参院選挙の政見放送は、全国のNHKで放送されている比例代表選挙の政党ごとの政見放送と、各地の放送局で放送されている選挙区候補の政見放送があります。日本共産党の政見放送をまだごらんになっていない方は、ぜひ誘いあって、見たり聞いたりしてみませんか。

 日本共産党の政見放送は、前半は志位和夫委員長と俳優の浦吉ゆかさんとの対談です。年金、増税、貧困、憲法などのテーマで日本共産党の考えを語り、安倍自公政治の暴走に正面から立ちはだかる日本共産党が伸びてこそ、日本の政治が変わることを明らかにしています。

 後半は市田忠義書記局長の司会で、十七人の比例代表候補を代表して、井上さとし、紙智子、山下よしき、春名なおあき、谷川智行の五人が、公約と決意を訴えます。

 対談での志位委員長の発言で、こんどの参院選挙の焦点となっているどの問題でも、安倍自公政権と正面から切り結び、追い詰めているのが日本共産党であることが簡潔に明らかになっており、好評です。

 たとえば「消えた年金」問題で、日本共産党の建設的な提案が政府を動かし、すべての年金加入者・受給者に年金記録を送る「一億人レター作戦」を実現させたなどの志位委員長の説明に、現実政治を動かす日本共産党の役割が納得できたという感想が寄せられています。

 増税問題では、政府が今年度だけで、庶民から一兆七千億円も取り上げながら、大企業と大資産家向けには同じ額の減税のばらまきをしていることを明らかにし、「庶民に増税、大企業に減税」という、“逆立ち”した税金のあり方を見直せという志位委員長の主張に、よく分かったという声が寄せられています。

 憲法問題でも、安倍首相の憲法九条を変える狙いが、アメリカと肩を並べた海外での武力行使であることを明らかにし、「国民の多数が『ノー』といえば、憲法を変えることはできません」「党をつくって八十五年、反戦平和をつらぬいた日本共産党の議席をのばすことが、戦争への道にストップをかける一番たしかな力になります」という訴えが共感を呼んでいます。

日本の政治を変えるには
 国民の間では安倍自公政権にたいする怒りが噴出し、政治の変化が痛切に求められています。日本共産党が自公の暴走に対抗する旗を掲げていること、その前進こそが悪政への痛打になることを訴えていく好機です。

 志位委員長は政見放送で、自公の暴走に立ちはだかる「たしかな」立場、勇気、信念を持った日本共産党の議席が一議席増えれば国会の党首討論で発言でき、二議席増えれば参院で議案提出権を持つと、政治が確実に変えられることを訴えました。

 日本共産党の議員を一人でも多く増やし、政治を変えたいという国民の切望にこたえるため、政見放送を活用しようではありませんか。


最後まで、ご覧いただきありがとうございます。
共産党のホームページもご覧下さい。



青年よ立ちあがれ! 非正規雇用問題の解決を語り合う

2007-07-22 12:52:38 | 働く権利・賃金・雇用問題について
「青年よ立ちあがれ」
「しんぶん赤旗」(7月16日から18日)に首都圏青年ユニオンの河添誠さんと作家の雨宮処凜さんの対談が載りました。

転載しますので、読んでみて下さい。


"奴隷"のように働かされ、使い捨てのモノのように扱われる現実に、着者たちは怒りに燃えて立ちあがりつつあります。そのたたかいの核になっている、首都圏青年ユニオンの河添誠書記長と若者の苦しみを告発しつづける雨宮処凛さんに「青年よ立ちあがれ」と.題して語りあってもらい.ました。
「しんぶん赤旗」(2007年7月16日付~18日付)

河添誠
1964年生まれ。2000年に首都圏青年ユニオン結成に参加。06年から現職。レイバーネット日本事務局長も務める。

雨宮処凛(あまみやかりん)
1975年生まれ。一時右翼活動に参加したが、その後離れ、現在は青年の非正規雇用問題を旺盛に取材執筆中。『生きさせろ!』ほか。

河添
雨宮さんの『生きさせろ!』は、自分の「生きづらさ」から入って、労働の問題、過労自殺などに迫っているところがユニークですね。

ホームレスに隣接した生活

雨宮
私が労働間題にかかわるきっかけというか、何だか日本がおかしくなっていると思ったのが、去年の四月でした。岐阜で三十代のフリーターが漫画喫茶3カ月泊まったのに、所持金は十六円しかなくて、料金十五万円を払えずに逮捕されたという新聞記事です。私たちの生活がホームレスと隣接しているんだと分かって、この問題に関心をもつようになりました。
今年のネットカフェ難民の調査はどうでした?

河添
いろんなケースがあって、ものすごく多様な人がいます。DV(夫婦間暴力)を受けている人や、借金で逃げている人とか。経済的な理由だけでなく、家庭に居場所がない人もネットカフェにきている。父親が生活保護を受けていて自分は日雇い派遣で、家はあるけど父親がいつもイライラしていて居場所がないという人とか。これも貧困の拡大だと思うんですけど。東京の高田馬場のネットカフェでは、平日夜の利用者の四割がいわゆる「難民」です。

雨宮
えーっ、四割ですか。

河添
高田馬場の駅前は、日雇い派遣の集合場所になっているんです。

雨宮
低賃金で不安定で危険な仕事をさせられている派遣労働者を取材して、本当に命が軽くなっていると感じました。いわゆるフリーターと呼ばれる派巡社員が過労自殺しているのには驚きました。

フリーターか過労死社員か

河添
派遣という働かせ方自体に間題がある。どうしても数合わせという感覚が現場で強いでしょう。派遣法の規制緩和の影響は大きい。われわれの把握できない悲劇が無数に起こっているでしょう。

雨宮
フリーターの人たちの取材を通して感じるんですが、デモとか団体交渉ができるとか、労働組合が作れるとか何も知らない。そもそも自分が労働者だってことも知らない。本当に何も教えられずに丸裸で社会に投げ出されているんだなって、自分を含めて実感します。

河添
学校で、会社から辞めて下さいといわれたらどうすればいいとか、国民年金と厚生年金の違いとか、そこすら教えていない。

雨宮
それでいて、フリーターにはなっちゃいけないという教育がされていますね。

河添
フリーターは悪で正社員はいいという。でも実際には正社員もどんどん賃金は落ちていて、長時間過密労働になっている。

雨宮
私の弟も過労死しそうになったんです。大手量販店の正社員で、仕事は朝8時から深夜.1時、2時まで。長時間労働で死にそうになるという現実を見て、本当にびっくりしました。これではホームレスを前提としたフリーターか、過労死を前提にした正社員かという選択になってしまいます。

河添
どっちもひどい。こういう状況でもいま、自分が声を上げるのはしんどいという人が増えている.じゃないですか。そこにアプローチしたらいいと思いますか。

コスプレデモ沿道から参加

雨宮
こないだ秋葉原でオタクが500人くらい集まったんですよ。表現の自由とか、規制反対を掲げ、コスプレしてデモやったら一、沿通からも人がどんどん入ってきて。「イデオロギーの負けで趣味の勝利だ」といわれました(笑い)。まずはいま、騒ぐことが必要かなって思うんです。

河添
すごく分かりますね。そんなことやっちゃだめだろうって、みんな思い込んでいるんですよ。ぼくらは牛丼の「すき家」に解雇撤回させて、残業代1万人分を払わせました。数億円規模です。しかし過去2年分は未払いなので「すき屋は残業代を払え」と店の前で宣伝するんです。横断幕をはっ.てパフォーマンスをしたり、渋谷のセンター街を練り歩いたり。それを見た人がびっくりして、あ、そういうのをやっていかって思うようになる。やっていいんですよ。全労連のHPのビデオニュースに動画があるので見てくたさい。(笑い)

雨宮
非正規でもフリーターでも一人でも入れる組合というのは前からあったんですか。

河添
ありましたよ。

雨宮
私が知ったのは首都圏青年ユニオンが初めて。

河添
若者向けをうたったのは、多分ぼくらが初めてなんです。

雨宮
私たちフリーターから見ると、旧来の労働組合は特権階級のように見えるんですね。そこの断絶がすごい。

河添
異なる世代同士、正規と非正規の関係は丁寧に議論した方がいい気がします。1つのパイを奪い合って、あっちが守られているからこっちが損しているという単純なものではない。

雨宮
一人でも入れるフリーター対象の労働組合があることで、私も全然見方が変わってきました。労働運動がこんなに面白くて、こんなにどっぷりかかわるとは思わなかった。(笑い)

雑誌があおる「希望は戦争」

河添
フリーターの赤木智弘さんが『論座』で書いた「希望は戦争」という議論ですけど主張自体は新しくもないし、そんなに広まっているとも思わなかった。雑誌があおっていますね。いまのフリーターや非正規雇用の増加を「ロストジェネレーション」とか「ポストバブル」の世代論にするのは非常に問題がある。

雨宮
世代論にすると終わった話になってしまいますよね。

河添
非正規の拡大は政策的に誘導されている。いま景気回復局面だけど、雇用が元に戻るかといえば、絶対元に戻らない。今度は労働ビッグバンだといってもっと悪くなる。

雨宮
赤木さんと話した時、戦争が起きなかったらどうなりますかときくと十年後に自殺するというのです。今は実家にいるけど、十年後に父が働けなくなったときが自分の寿命だと。そういう人がほかにも結構いる。結局、家族でなんとかしろと言われている。全部悪いのは国ですけどね。

河添
親と同居しているから成り立っているフリーターの低賃金ですよね。

雨宮
この前も四十代のフリーターから「本当に生殺しで、戦争起こってほしい」とメールがきました。逆に、今まで右翼の愛国的な方に行っていた人が、これを読んで「今まで愛国で自分をごまかしていたけれど、これからは使い捨て労働力である自分を認めます」というのも聞きます。

河添
それは面白いですね。

雨宮
このまま行けば自殺だけど、戦争に行けば恩給と名誉が得られるというのも、切実だなと思いましたね。

河添
生きていることに自信が持てないし、誰にも評価されない、それがこれから先も続くんじゃないかという絶望の深さですよね。

新自由主義と敵がはっきり

雨宮
「生きづらさ」とか自殺とか、精神的不安定の問題ばかりやっていたんですが、去年初めてプレカリアート(不安定な労働者=非正規雇用)という言葉と出合って、新自由主義という敵がはっきりしました。九五年の日経連の「新時代の日本的経営」が、フリーターの時の私の自殺未遂とつながっているとは思いもしませんでした。私のまわりの自殺者もこういうことで死んでいたんだと。少し前まで一億総中流だと思っていたのに、こんなに世界が変わっていたなんて。でも敵が見えたことですごい楽になりました。

いま世の中が優しくないことを感じますね。多重債務者やホームレスは全然自己責任じゃないのに、彼らは甘えているという人がまだいる。社会全体に余裕がない。

河添
ほんとうにそうですね、貧困を今度の選挙でどこまで争点にできるか。ぼくたちも参加している反貧困キャンペーンはそれが最大の目的です。どの政党、候補者にもまず実態を知ってほしい。貧困は大変ですね、格差は大変ですねと形式的にいうけれどきれいごとですまない。

モラルいうなら企業・財界こそ

雨宮
フリーターやニートにモラルがないようにわれますが、企業・財界こそモラルがない、違法行為をしている企業はどんどん摘発してほしい。経団連の御手洗会長(キヤノン会長)なんて今すぐ捕まってもいいんじゃないか。悪いことをしている企業が保護されて、末端で働く人がどうして大変な思いをしなければいけないのか。求人広告もウソばっかりですしね。人さらいみたいに連れてきて。

河添
月給30万円以上とか、まさに「甘言を弄して」。戦前の日本が朝鮮半島から拉致してきたのとそっくりですよ。

雨宮
なんでこんな派遣会社の天下になっているのか。99年に労働者派遣を自由化(製造業をのぞく)したのが.番大きいですよね。そのとき民主党はもちろん、社.民党も賛成していたのは、知らなかったですね。

河添
社民党はいまも2003年改定(製遣業に労働者派遣を解禁)の前に戻せと言うだけなんですよ。
99年改悪に反対という考えではない。

雨宮
99年改感に共産党だけが反対していたのは知らなかった。(一連の労働法制の規制緩和の)全部に反対している(笑い)。当時はまだ派遣がいいものというイメージがありましたね。

河添
失業問題は大きくなっていたけれど貧困という見え方ではなかった。

雨宮
この前、30代のフリーターと話したら、彼の夢が年収300万円だったんです。いまは100万円台。300万円なんて、それ夢じゃないだろうと。そんなちっほけな夢もかなえられない。国なのか若者の雇用が崩されたままでは未来がないと思います。非正規の人たちが結婚もできず、子どももできず、都内がスラム化していって、最悪のことしか思い描けない。政冶にはせめて年収300万円を働く人に保障することを求めたいですね。

現実を変える力運動をとおして

河添
最低賃金や生活保障の問題は生きるために最低限必要ですが、もう一つ必要なのは労働時間の規制です。共産党の緊急提案(三月)のなかに、一日の労働時間規制をする。最低十一時間の連続休息時間を確保するとあります。つまり夜十二時まで働いたら、翌日は午前十一時前には出勤しない。これはEU(欧州連合)もそうなんです。民主党も同じ政策をだしています。共産党はこの間の労働者派遣法の規制緩和に対して正しい判断をしてきたので、さらに具体的な規制を実現するネットワークを作る努力をしてほしい。ぼくらも運動の中で現実を変える力関係をつくっていきたいと思います。




参議院選挙 憲法9条を守れ 

2007-07-21 17:39:40 | 過去の総選挙・参院選挙
参議院選挙 憲法9条を守る政党に

自民党、安倍政権は、憲法を変えることを選挙公約にかかげています。その中心は、憲法9条をなくして、「アメリカと肩をならべて戦争できる国」にすること。
アメリカとする戦争とは、イラク戦争の様な無法な戦争です。

しかし、世界は、「紛争は武力でなく、話し合いで解決する」ことが、大きな流れになっています。日本も参加する、東南アジア友好協力条約は、約22カ国35億人がくわわる巨大な平和の流れとなっています。わが国の憲法九条のめざした理想が、いま現実になろうとしています。


日本でも、9条を守れの世論が広がっています。全国津々浦々に、9条を守れの「9条の会」が6000を超えて作られています。改憲派が多数を占めているのは国会の中だけです。


さて、参院選で、どの党が伸びれば、9条を守る力になるか?
それは、戦前、戦後、反戦平和をつらぬいてがんばって来た、日本共産党です。
先日、ながらく、共産党の指導的存在だった宮本顕治さんが亡くなりました。戦前から戦争反対をつらぬき獄中でも奮闘、戦後も、日本独自の改革路線を確立するために奮闘してきた人です。
そんな日本共産党が伸びてこそ、9条を守ることができると思います。

憲法に関しての共産党の政策


ワーキングプワーをなくせ!! 参院選にあたって、政党に問われるもの!!

2007-07-20 21:56:26 | 過去の総選挙・参院選挙
ワーキングプワーをなくせ!!
共産党は参議院選挙の政策に掲げています。



青年層の半数は、非正規雇用と言われる時代。それも、「派遣」とか「請負」とか自分の雇用形態もはっきりしない場合が多い。



 同じ職場で、3年以上「派遣」として働いたら、派遣先の会社は、あなたに“正社員になりますか?”と申し入れる義務がある。あなたが望めば、正社員への道はひらかれる。もし、会社がごまかそうとしたら、「労働者派遣事業法第40条の違反になるよ」と訴えましょう。



「派遣」社員なのに、「請負」として働かせる──キヤノン、ソニーなどの大企業で横行する「偽装請負」という法律違反が、大きな社会問題になっている。
なぜ、そんなことが? 「派遣」なら、同じ職場で3年働いたら、受けいれ会社は、あなたに“正社員になりますか?”と申し入れる義務がある。仕事中の安全についても責任をもって保障しなければならない。ところが「請負」では、会社にはそんな義務や責任はなくなるからだ。
あなたは「派遣」?それとも「請負」?──あなたに「仕事の指示」をするのはだれか、でわかる。「受けいれ会社の人」なら、あなたは「派遣」社員。そうじゃなくて、「雇われた会社の人」なら、あなたは「請負」社員だ。
いま全国各地で、「偽装請負」で働かされている人たちが声をあげ、会社に直接雇用させる運動がひろがっている。
厚労省も2度の通達
共産党は、「偽装請負」という無法を職場から一掃しようと国会で再三質問し、政府を追及。厚労省は、06年9月、07年3月と2度にわたって、違法の是正をもとめる通達をだした。とくに3月の通達は、“偽装請負として働かせられている労働者を、ただちに直接雇用すべし”ときびしくもとめている。共産党は、この厳格な実施をもとめています。


正社員はもちろん、派遣もバイトも、「残業したら割増賃金」はあたりまえ。残業代を払わないただ働きの「サービス残業」は犯罪行為。
労働基準法では、「1日8時間、週に40時間をこえて働かせてはならない」(第32条)と決まってる。8時間をこえたら「25%増の賃金」、連続して深夜10時~翌朝5時までの時間帯に入ったら「50%増」。休日出勤は「35%増」。かりに残業じゃなくても、深夜勤務は日勤の「25%増」──みんな法律で決まってる。

たとえばこんな場合、残業代は?
●800円の時給で2時間残業すると
800円×1.25×2時間=2000円
●夜10時以降に2時間残業すると
800円×1.5×2時間=2400円

現在の法律でのことです。でも、これが守られていないことが本当に多い。怒り心頭の思いです。

参議院選挙で、共産党が躍進して、発言権が増せば、実現できます。さらに、これがいいことは、国の予算が要らないことです。すべて、企業、主に大企業が負担することですから・・・。

共産党の青年雇用政策

そうそう、大事な事を忘れていました。
共産党は、非正規でも最低賃金を時給1000円以上に!
を政策に掲げています

12の重点政策の一つ