非核「神戸方式」34周年の記念集会がひらかれました
1975年3月18日に、神戸港に核兵器を積載した艦船の入港をみとめない事を、市議会で全会一致で決議しました。その決議を非核「神戸方式」と呼んでいます。
「核兵器積載艦艇の神戸港入港拒否に関する決議」
神戸港は、その入港船舶数及び取扱貨物量からみても、世界の代表的な国際商業貿易港である。
利用するものにとっては使いやすい港、働く人にとっては働きやすい港として発展しつつある神戸港は、同時に市民に親しまれる平和な港でなければならない。
この港に核兵器が持ち込まれることがあるとすれば、港湾機能の阻害はもとより、市民の不安と混乱は想像に難くないものがある。
よって神戸市会は核兵器を積載した艦艇の神戸港入港を一切拒否するものである。以上、決議する。
1975年3月18日 神戸市会
こんなに短い文章ですが、これが34年間、神戸港に一隻も核兵器を積載した艦船を入港させていないことになっているのです。
1975年と言えば、ベトナム戦争終結の年ですが、核兵器廃絶の運動、神戸港に平和ととりもどすクリスマス闘争などの運動があいなって生まれたものだと思います。
来年は、NPT再検討会議が開かれます。非核「神戸方式」の意義を再確認して、「核兵器のない世界」署名など運動を発展させていこうと問題提起されました。

兵庫県原水協の梶本さんから基調報告

日本原水協の高草木 博さんの記念講演
各界からの発言もありました・・・

集会アピールを発表しました。
2010年NPT再検討会議へ「核兵器のない世界を」署名を広げ、
憲法9条と非核「神戸方式」が輝く兵庫県、日本を!
(2009年「非核神戸港アピール」)案
非核「神戸方式」一は今日、34周年を迎えました。核兵器を積んだ軍艦の寄港を許さない非核「神戸方式」は、私たち神戸市民・兵庫県民の誇りです。そして、この非核政策は、本来、非核三原則を国是とする日本政府が責任をもって実行しなければならないものです。
アメリカ大統領選挙で、「核兵器のない世界を追求する」と公約したオバマ氏の勝利は、単独行動主義と先制攻撃の戦争というブッシュ政権の覇権主義へのアメリカ国民の審判と世界世論の批判を反映したものです。「核兵器のない世界」を求める動きは、非同盟諸国や新アジェンダ諸国だけでなく、イギリスなど核保有国やNATO諸国で核兵器を配備された国の現閣僚、軍や政府の元指導者たちに広がり、いまや世界の大勢となっています。
しかし、日本政府は、この世界の流れに背き、アメリカの「核の傘」を受け入れ、軍事的にも経済的にも日米同盟にしがみつく政策を続けています。そして、米軍再編の日米合意のもとに、全国の米軍基地強化、自衛隊の海外派兵の日常化、さらに海外派兵恒久法や憲法改悪の動きを強めています。米軍艦の寄港・利用を34年にわたって許さない非核「神戸方式」の値うちは一層大きなものになっています。
核兵器廃絶が、国際政治の重要な焦点になろうとしているいま、2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて、2000年会議で核兵器保有国も合意した核兵器廃絶の「明確な約束」の実行を迫る国際共同キャンペーンの成功が求められています。かつて、兵庫県民半数を上まわる330万の「ヒロシマ・ナガサキからのアピール」署名を集めた力を発揮し、新しい「核兵器のない世界を」署名運動を広げ、兵庫県からのNPT再検討会議代表団に託し、兵庫県民の核兵器廃絶、憲法9条と非核「神戸方式」守れの意思を伝えましょう。
私たちは、神戸市、神戸市議会が、住民と自治体を戦争に動員するあらゆるくわだてに同調することなく、市政の全体に非核・平和の立場を貫き、いかなる事態でも非核「神戸方式」を厳守しぬくことを求めます。
全国の米軍再編・強化を許さないたたかい、山場を迎える原爆症認定を求めるたたかい、格差是正など生活破壊に抗するたたかいを、国民的な運動に発展させましょう。国民の声が政治を動かす時代にふさわしく、憲法9条と非核三原則が輝く日本へ、憲法通りの国政・地方政治の実現へ、非核平和の国民世論を発展させるために全力をあげましょう。
2009年3月18日
非核「神戸方式」。決議34周年記念のつどい
最後に、非核「神戸方式」を歌った「波よひろがれ」を全員で合唱しました。

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英核弾頭 削減の用意 “交渉のテーブルに”首相、NPT会議控え表明
1975年3月18日に、神戸港に核兵器を積載した艦船の入港をみとめない事を、市議会で全会一致で決議しました。その決議を非核「神戸方式」と呼んでいます。
「核兵器積載艦艇の神戸港入港拒否に関する決議」
神戸港は、その入港船舶数及び取扱貨物量からみても、世界の代表的な国際商業貿易港である。
利用するものにとっては使いやすい港、働く人にとっては働きやすい港として発展しつつある神戸港は、同時に市民に親しまれる平和な港でなければならない。
この港に核兵器が持ち込まれることがあるとすれば、港湾機能の阻害はもとより、市民の不安と混乱は想像に難くないものがある。
よって神戸市会は核兵器を積載した艦艇の神戸港入港を一切拒否するものである。以上、決議する。
1975年3月18日 神戸市会
こんなに短い文章ですが、これが34年間、神戸港に一隻も核兵器を積載した艦船を入港させていないことになっているのです。
1975年と言えば、ベトナム戦争終結の年ですが、核兵器廃絶の運動、神戸港に平和ととりもどすクリスマス闘争などの運動があいなって生まれたものだと思います。
来年は、NPT再検討会議が開かれます。非核「神戸方式」の意義を再確認して、「核兵器のない世界」署名など運動を発展させていこうと問題提起されました。

兵庫県原水協の梶本さんから基調報告

日本原水協の高草木 博さんの記念講演
非核「神戸方式」34周年記念のつどい 2010年へ・輝かせよう非核「神戸方式」、広げよう「核兵器のない世界」への行動 原水爆禁止日本協議会(原水協)事務局長 高草木 博 1、はじめに-非核「神戸方式」の意義 ・神戸港と市民の安全をまもる ・被爆国日本のあるべきすがたを示す ・「核兵器のない世界」を照らし出す 2、核兵器廃絶をめぐる世界のながれ ①核兵器のない世界へ、チャンスをつかもう ・オバマ大統領の公約~「核兵器のない世界の政策の中心とする」(2008年7月16日) ・2009年2月 ミリバン英外相が政策文書発表。「核の影を取り除く・大連合を」 ・2009年1月 イギリスの元将軍⇒「タイム」、ドイツの元高官⇒「ヘラトリ」に ②なぜ核兵器のない世界か ・4氏(シュルツ、キッシンジャー、ペリー、サム・ナン)の警告 ・力では抑えられない核拡散の危険 イラク、イラン、北朝鮮、A・Q・カーン ・気候変動・エネルギー問題と核拡散の潜在的危険 3、日本が問題、日本が危険 ①核兵器廃絶に逆行する日本 ・麻生・オバマ会談が示したもの ②世界が望む日本の役割 ・憲法9条と非核三原則にもとづく安全保障外交を 4、2010年NPT再検討会議にむかって ①被爆国日本の運動の真価と役割を発揮するとき ・核兵器全面禁止の発信と非核平和の日本をめざすたたかい ②日本原水協の提起する4つの行動 ・1200万筆の「核兵器のない世界」署名の達成 ・被爆の実相普及・被爆者支援を国民運動として ・非核日本宣言で日本を変える ・国民平和大行進、2009年世界大会、そして2010年春のNPT再検討会議へ むすび 非核神戸の進化を輝かすとき-草の根の活力を運動に |
各界からの発言もありました・・・
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民青同盟 | 科学者会議 |
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元港湾労働者 | 今年の全国通し行進者 |

集会アピールを発表しました。
2010年NPT再検討会議へ「核兵器のない世界を」署名を広げ、
憲法9条と非核「神戸方式」が輝く兵庫県、日本を!
(2009年「非核神戸港アピール」)案
非核「神戸方式」一は今日、34周年を迎えました。核兵器を積んだ軍艦の寄港を許さない非核「神戸方式」は、私たち神戸市民・兵庫県民の誇りです。そして、この非核政策は、本来、非核三原則を国是とする日本政府が責任をもって実行しなければならないものです。
アメリカ大統領選挙で、「核兵器のない世界を追求する」と公約したオバマ氏の勝利は、単独行動主義と先制攻撃の戦争というブッシュ政権の覇権主義へのアメリカ国民の審判と世界世論の批判を反映したものです。「核兵器のない世界」を求める動きは、非同盟諸国や新アジェンダ諸国だけでなく、イギリスなど核保有国やNATO諸国で核兵器を配備された国の現閣僚、軍や政府の元指導者たちに広がり、いまや世界の大勢となっています。
しかし、日本政府は、この世界の流れに背き、アメリカの「核の傘」を受け入れ、軍事的にも経済的にも日米同盟にしがみつく政策を続けています。そして、米軍再編の日米合意のもとに、全国の米軍基地強化、自衛隊の海外派兵の日常化、さらに海外派兵恒久法や憲法改悪の動きを強めています。米軍艦の寄港・利用を34年にわたって許さない非核「神戸方式」の値うちは一層大きなものになっています。
核兵器廃絶が、国際政治の重要な焦点になろうとしているいま、2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けて、2000年会議で核兵器保有国も合意した核兵器廃絶の「明確な約束」の実行を迫る国際共同キャンペーンの成功が求められています。かつて、兵庫県民半数を上まわる330万の「ヒロシマ・ナガサキからのアピール」署名を集めた力を発揮し、新しい「核兵器のない世界を」署名運動を広げ、兵庫県からのNPT再検討会議代表団に託し、兵庫県民の核兵器廃絶、憲法9条と非核「神戸方式」守れの意思を伝えましょう。
私たちは、神戸市、神戸市議会が、住民と自治体を戦争に動員するあらゆるくわだてに同調することなく、市政の全体に非核・平和の立場を貫き、いかなる事態でも非核「神戸方式」を厳守しぬくことを求めます。
全国の米軍再編・強化を許さないたたかい、山場を迎える原爆症認定を求めるたたかい、格差是正など生活破壊に抗するたたかいを、国民的な運動に発展させましょう。国民の声が政治を動かす時代にふさわしく、憲法9条と非核三原則が輝く日本へ、憲法通りの国政・地方政治の実現へ、非核平和の国民世論を発展させるために全力をあげましょう。
2009年3月18日
非核「神戸方式」。決議34周年記念のつどい
最後に、非核「神戸方式」を歌った「波よひろがれ」を全員で合唱しました。

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