きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

第45回兵庫県平和美術展 いよいよ明日から開催! 僕の出品作品も搬入しました

2012-07-24 20:16:22 | いろんな取組み
第45回兵庫県平和美術展 いよいよ明日から開催! 僕の出品作品も搬入しました

第45回平和美術展


と き:7月25日(水)~7月31日(水)
    10時~19時(最終日は16時まで)
ところ:兵庫県民会館・県民アートギャラリー 2F 大・中展示室
入場料:無料


会場の電話:078-321-2131
会場の住所:神戸市中央区下山手通4丁目16-3
JR元町駅・阪神元町駅から徒歩5分。市営地下鉄県庁前駅・市バス県庁前停すぐ。


作品が次々と搬入されていました。
平和美術展出品作品_01
平和美術展出品作品_01 posted by (C)きんちゃん

平和美術展出品作品_02
平和美術展出品作品_02 posted by (C)きんちゃん

平和美術展出品作品_03
平和美術展出品作品_03 posted by (C)きんちゃん

平和美術展出品作品_04
平和美術展出品作品_04 posted by (C)きんちゃん

平和美術展出品作品_05
平和美術展出品作品_05 posted by (C)きんちゃん

平和美術展出品作品_06
平和美術展出品作品_06 posted by (C)きんちゃん

平和美術展出品作品_07
平和美術展出品作品_07 posted by (C)きんちゃん

平和美術展出品作品_08
平和美術展出品作品_08 posted by (C)きんちゃん

平和美術展出品作品_09
平和美術展出品作品_09 posted by (C)きんちゃん

平和美術展出品作品_10
平和美術展出品作品_10 posted by (C)きんちゃん

平和美術展出品作品_11
平和美術展出品作品_11 posted by (C)きんちゃん


僕が搬入した時にすでに搬入してあった作品です。これ以外にも、もっとたくさんの作品が出品されます。
ぜひお楽しみに・・・

星空を見上げて③ さそり座を眺めると

2012-07-21 17:27:48 | 科学だいすき
星空を見上げて③ さそり座を眺めると
渡部 潤一

晴れた宵、ぜひ南の空を眺めてみてください。そこには赤く輝く明るい星が見つかるでしょう。夏の代表星座である、さそり座の1等星アンタレスです。アンタレスは、さそりの心臓にあたります。火星が夏に地球に近づく時には、ちょうどさそり座のあたりで、アンタレスと並んで輝き、その赤さを競います。そのため、「火星の敵」という意味のアンタレスと呼ばれるようになったのです。
アンタレスは赤色超巨星といって、その直径は太陽の300倍もあります。重い星が、老人になって外層がどんどん膨れ、このような巨大な星となったのです。こうなると、星の表面は熱を生みだしている星の芯から遠くなりますので、冷えてしまいます。それによって、太陽の表面のように黄色い色ではなく、温度が下がって赤い色になるのです。

★☆~☆★

アンタレスは日本では「赤星」、「豊年星」さらには「酒酔い星」などと呼ばれていました。夏の夕涼みに、ビールを飲みながら眺めるにはうってつけの名前ですね。
さて、このアンタレスから、さそり座の全体をたどってみましょう。さそり座は2等星や3等星の明るい星が巨大なS字状の配列に並んだ星座です。アンタレスから右上に並んだ星がちょうど、さそりの目に、左下へ続くS字カーブの星の配列が、猛毒のしっぽに見立てられています。そのS字カーブをたどると、本物のさそりそっくりに見えてくるから不思議です。
星座をはじめに考えだしたのは遠くメソポタミア地方(現在のイランやイラク付近)の人たちといわれていますが、砂漠で生きる彼らにとっては、さそりは身近なものだったのでしょう。



球状星団M4.黒いじゅうたんの上に水晶のかけらが山になっているような美しさ(国立天文台提供)

★☆~☆★

このS字の星の並びは、日本では釣り針に見立てて「魚釣り星」などと呼ばれています。ちょうど釣り針の先は、天の川の中にありますから、天の川で泳ぐ魚を釣り上げるように見えたのでしょうか。
ところで、双眼鏡があれば、アンタレスのほんの少し右側(西側)に向けてみましょう。そこには、星とは異なるやや大きさを持った天体が見えるはずです。
数百万個もの星が密集している、球状星団M(メシエ)4です。球状星団は、あちこちにありますが、アンタレスの近くにあるM4は、探しやすさではナンバーワンです。天体望遠鏡で眺めると、密集した星たちが、夜空をバックにきらきらと輝いている様子を楽しむことができますので、挑戦してみましょう。
(わたなべ・じゅんいち国立天文台副台長)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2012年7月18日付掲載



さそり座の様な見つけやすい星座も、市街地ではなかなか見えづらくなっています。でもよく晴れた日には南の空を眺めてみましょう!

星空を見上げて② 明け方の美しい天文ショー

2012-07-17 22:12:24 | 科学だいすき
星空を見上げて② 明け方の美しい天文ショー
渡部潤一

明け方、早起きすると東の空にひときわ明るい星がふたつ上下に並んで輝いているのに気づくでしょう。
上の方に輝くのは木星、下の明るい方が金星です。金星は、6月6日に太陽の手前を通過するという、珍しい金星の太陽面通過を起こしてから、太陽の西側に移動しました。つまり、宵の明星から明けの明星となって、明け方の東の空に輝き始めているのです。

★☆~☆★


明けの明星 金星・木星・三日月_05
明けの明星 金星・木星・三日月_05 posted by (C)きんちゃん
7月17日の午前4時22分。上から木星、金星、月と並んでいるのがよくわかります。撮影地:神戸

明けの明星 金星・木星・三日月_03
明けの明星 金星・木星・三日月_03 posted by (C)きんちゃん


明けの三日月_01
明けの三日月_01 posted by (C)きんちゃん
7月17日、月齢27.5の細い三日月です。午前4時30分撮影。

明けの三日月_02
明けの三日月_02 posted by (C)きんちゃん


あかね色のグラデーションに染まった明け方の東の空に、この明るい二つの惑星が輝いている様子は、それだけでも美しいものです。しかも週末の15日には、そこへ細くなった月が加わります。月齢25という細い月の輝きが、木星のやや上にやってきて、その輝きを競います。翌16日の朝には、月はますます細くなって、金星の左側に輝きます。よく見ると、金星のそばには、おうし座の1等星アルデバラン、木星の上の方には有名な散開星団「すばる」が脇役として輝いているのがわかります。見逃せない明け方の豪華な天文ショーとなることでしょう。
金星と月の接近は、ほぼ毎月のように起こるので、それほど珍しくはありませんが、実は来月8月14日は特別です。接近どころではなく、金星が月に隠されてしまう「金星食」が起こり、沖縄をのぞく全国で見られるからです。夜空の中で最も明るい天体である月が、2番目に明るい金星を隠してしまう前後、その輝きを競う姿は、とても美しいものです。
金星は月齢26の細い月の光っている側(明縁)に隠され、暗い側(暗縁)から現われます。場所によって時刻は異なりますが、東京では14日早朝2時40分頃に隠され、3時半頃に現れます。隠されている間は、もちろん月しか見えないのですが、おまけもあります。
この夜はペルセウス座流星群の活動期にあたっていて、たくさんの流れ星に会える確率が高いのです。



1989年12月2日の金星食。望遠鏡による金星の潜入と出現(平塚市博物館提供)

★☆~☆★

さて、金星食のハイライトは、金星が暗い縁から現れた時です。朝焼けの始まった茜色の夜空を背景に、まるでトルコの国旗などに描かれた月と星のイメージのような景色が見られるはずです。しかも、この金星食、めったに見られるものではありません。前回、日本全国で金星食が見られたのは23年前の1989年12月2日でした。また、比較的観察条件のよい金星食が次に見られるのは、なんと約半世紀後の2063年5月31日となります。
時間帯が早朝なので、ちょっときついのですが、夏休みということもあり、ぜひ流れ星も探しながら、「金」メダル級の天文ショーをぜひ見てみませんか。
(わたなべ・じゅんいち国立天文台副台長)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2012年7月11日付掲載



8月14日ですか・・・
今回の撮影で、月と金星が登ってくる方向と仰角が分かり、撮影のポイントも絞り込めました。
ぜひとも撮影にチャレンジしてみます。
今度は500mmのレンズを担ぎ出します。

星空を見上げて① 織姫に贈られた指輪

2012-07-16 21:30:19 | 科学だいすき
星空を見上げて① 織姫に贈られた指輪

7月7日は七夕、その主役は織姫星と彦星(牽牛星)ですね。
西洋名はこと座のベガとわし座のアルタイルという1等星です。1年に1度だけ織姫が天の川を渡って彦星に会いにいく物語は有名ですね。午後8時すぎ、東の空の高いところに織姫星は上っています。このあたりでは最も明るく、都会でも見ることができます。
一方、彦星は、織姫星を追っかけて上ってきますので、この時間帯だと織姫星のずっと右下に輝いています。織姫星よりは暗いので、ちょっと元気がないように見えます。本来なら二つの星の間を天の川が流れているはずですが、満天の星が見える場所でないとみえません。

★☆~☆★

さらに言えば、7月7日に実際に二つの星を眺めるのも難しいかもしれません。というのも、大部分の地域で梅雨が明けていないからです。七夕は、もともと旧暦7月7日の行事。月の満ち欠けを一月の周期として取り入れた旧暦では、8月上旬から下旬までが七夕の時期です。そのため、かつての七夕の夜には梅雨明け後の夏の夜空が拝める確率が高かったのです。
しかも七夕の夜には月齢7の上弦よりもやや細身の、舟の形をした月が天の川の西岸に輝きます。その月が日を追うごとに天の川の東岸へと動きますので、天の川の西にいる織姫星を東岸の彦星へ乗せていったと考えたのかもしれません。今年の伝統的な七夕は8月24日。ぜひ新旧両方の七夕を楽しんでみましょう。



織姫星の指輪、こと座のリング星雲(国立天文台提供)

★☆~☆★

さて、この織姫様、美しい指輪をしているのをご存じでしょうか。織姫星のごく近くに、とても美しいリング状の天体があるのです。M(メシエ)57という記号が付けられた雲で、その形から環状星雲とかリング星雲などと呼ばれています。
この天体は惑星状星雲と呼ばれている種類に属しています。星の燃料が無くなり、死に至って、星のガスが宇宙へ放出されたところです。真ん中に残った星は、かつての星の芯です。
まだ非常に高温なので、その芯から放たれる紫外線でまわりのガスが光っています。リング星雲は、愛好家の中でも特に人気があり、夏の観測会の定番です。肉眼で見ることはできませんが、天体望遠鏡でみると、ぽっかりと宇宙に浮かぶサークル型蛍光灯のようで、ほんとうにかわいらしく見えます。近くの公開天文台の観望会などで見せてもらうとよいでしょう。私は、この星雲を見るたびに、織姫様に彦星から贈られた指輪かな、などと想像してしまいます。


渡部潤一(わたなべ・じゅんいち)
1960年福島県生まれ。東京大学理学部天文学科卒。現在、国立天文台副台長、同教授。専門は太陽系天文学。とくに彗星を中心に太陽系の進化に迫る。著書に『新しい太陽系』(新潮新書)など。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2012年7月4日付掲載



今年の七夕(7月7日)は運よく晴れていたようですが、忙しくて夜空を見上げる余裕がありませんでした。

ところで、子どものころのことです。住んでいた岩国市黒磯町の新興団地。1975年ごろだと思いますが、そのころは夜空を見上げると満天の星空、天の川がよく見えました。
彦星(アルタイル)や織姫(ベガ)も白鳥座のデネブを見つけて喜んだものです。
天の川はまさにミルキーウェイでした・・・


まだ視力がよかったからかもしれませんが、時々帰省した時に夜空を見上げても以前のような星空はなくなってしまっています。
残念ですね。

そもそも税金講座⑬ 消費税に頼らない 内需主導で財政危機打開へ

2012-07-15 22:06:19 | 予算・税金・消費税・社会保障など
そもそも税金講座⑬ 消費税に頼らない 内需主導で財政危機打開へ

税金講座は、最終回となりました。少しでも税金のことが身近になりましたでしょうか。

憲法を生かす道
いま、日本社会に問われているのは、財界の側がめざす改革か、国民生活の視点からの改革か、ということです。
前者は、民主、自民、公明の3党が進める、消費税率を10%に引き上げて社会保障の大改悪を押し付ける「一体改革」関連法案で、限りなく憲法から遠ざかる道です。
後者は、日本共産党が2月7日に発表した提言です。この提言は、消費税に頼らず、社会保障を再生・拡充し、財政危機を打開する具体的立法政策を詳細に示したもので、憲法を国民生活に限りなく近づけて生かす道となっています。
提言の眼目は、歳出と歳入の改革によって社会保障の段階的充実をはかることと、国民所得を増やす民主的経済改革を「二つの柱」に位置付け、それを同時並行で進めるということです。
日本経済は長期にわたる低迷と後退に陥っています。この14年間でGDP(国内総生産)は55兆円も減り、日本は「成長の止まった国」になっています。これをそのままにして、その枠内で歳出と歳入の改革を進めても、展望は開けてきません。
労働、中小企業、農林水産業、エネルギーなどの各分野で、国民の暮らしと権利を守るルールをつくって国民の所得を増やす民主的経済改革を進めてこそ、展望が開けます。この改革によって、日本経済を内需主導で健全な成長の軌道に乗せることで、税収を増やし、社会保障と暮らしの財源をつくるとともに、財政危機打開への道を開くことができます。
そのうえで、提言は、①社会保障を削減から充実に抜本的に転換する②税制を富裕層・大企業優遇から「応能負担」に切り替える③経済政策を大企業応援から国民の暮らし応援に転換するーことを主張しています。
このように、日本共産党の提言は、憲法を国民生活に限りなく近づけて生かす道を詳細に示した政策として、日本の政治史上において画期をなすものとなっています。財界の側がめざす改革に対抗する有力な手段が生まれたのです。
人間の命や暮らしを大切にする憲法の精神をないがしろにするような政府や政党のもとで、日本経済や国民生活が立ち直る道理はありません。これを転換して、憲法の精神を掲げる国民の力で、日本社会を変革する以外に道はありません。
民自公3党は、国会で法案の審議を進める一方で、東京都内の高級ホテルで密議をこらし、消費税大増税と社会保障解体の一体改革」法案を衆議院で可決しました。
日本国憲法は、国会が「国の唯一の立法機関である」(41条)と規定しています。明治憲法において議会は天皇の立法権に協賛するにすぎませんでした。3党謀議でなんでもできるというなら、国会は3党の立法権に協賛するにすぎないことになります。(41条違反)



「消費税増税法案は廃案に」と宣伝する石村智子衆院比例候補(右から3人目)と中国5県の女性後援会の人たち=6月26日、岡山駅前

幸福追求ともに
憲法前文は「国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」とうたっています。
国民の信託を裏切る政治家を議会から退場させることに力を注がなければ庶民の生活は維持しえません。
野田佳彦首相は「4年間は消費税を上げない」という公約を破ることに「政治生命をかける」といっています。公約を守らない、前言をくつがえす、他に責任を転嫁する、建前と本音を使い分ける…。こんな人は、政治家のみならず、市民としても失格です。
労働者、中小事業主、年金生活者、ワーキングプア(働く貧困層)の人々に一層苦しい生活を強いる消費税大増税や社会保障改悪は、耐え忍ぶだけでは打開できません。
勤労者・年金者が応能負担の原則などの納税者の権利を実現するためには、その利益を守る代弁者を国会に送り込む必要があります。納税者の権利は、外から自然にやってくるものでなく、自分の手で、つかみとるものです。このつかみとる思想こそ、憲法13条の「幸福追求に対する国民の権利」です。
ともに納税者の権利を行使して、たたかっていきましょう。(おわり)

「しんぶん赤旗」日曜版 2012年7月15日付掲載


「日本共産党の経済提言」は確かに、日本の社会保障を抜本的に充実させる方向に転換し、日本経済も大企業応援から国民の生活応援に切り替えることで経済成長をも生み出し、社会保障のより豊かな財源も確保していく・・・

「あったらいいな」「できたらいいな」で終わらせてはいけないと思います。
それだったら「ドラえもん」の世界です。

民自公が多数にものを言わせて勝手に法律を通していくのでは、戦前の「天皇の行為に対して協賛するにすぎない」ってことに国会が成り下がってしまいます。
それに消費税増税は、財界からのかってからの要求です。野田首相以下国務大臣がその要求を丸飲みして消費税増税に突き進むのを見ていると、戦前には国務大臣は天皇の行為を輔弼(ほひつ)(旧憲法で、天皇の権能行使に対し、助言を与えること)にすぎなたっかことを思い起こし、今の民主党政権が財界の輔弼機関になりさがっているような気がします。

でもでも、ちょっとまって。それっておかしくない。今の日本国憲法には国民主権が明記されているんじゃないですか。赤旗記事にあるように、憲法前文は「国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」と謳っています。
国民の信託を裏切るような政治家は国会から退場させなければなりません。日本の政権は議院内閣制で維持されていて、政府を構成する内閣の大臣の半分以上は国会議員から選ばないといけないと憲法で規定されいます。
ゆえに、国民の信託を裏切るような国会議員は当選させない、国民の要求を叶えてくれる人を国会に送り出す。
そうすることで、国民の要求に応えてくれる国会議員で内閣を構成することも夢でないことが、今の日本国憲法では保障されています。
いま日本共産党の頑張りどきです。