ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシア漁業協定国ギニアでクーデター 予定の漁業協議動向不明

2021-09-07 04:09:14 | 日記

 

2021年09月07日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[ロシア漁業協定国ギニアでクーデター 予定の漁業協議動向不明]
2021年9月6日から8日までの間、ギニア外務大臣らがモスクワを訪問、同7日、ロシア外務大臣ラブロフと漁業分野等の協力の発展に関する会談を行うと、ロシア外務省報道官ザハロワが明らかにした旨、同年9月3日付ロシア業界紙(WEB)が伝えていた。
一方、その直後の9月5日、ギニアにおいて軍の特殊部隊がクーデターを起こして、権力を掌握、大統領を拘束し、無期限の外出禁止令を発令したと報じられた。
ロシアに向かうべきだった代表団に関するその後の情報について、9月6日現在、同ロシア業界紙(WEB)は伝えていない。
ロシアとギニアの漁業分野の政府間協定は2018年に署名された。
協定には、EEZにおける水棲生物資源の保護・管理と合理的利用に関する協力等が盛り込まれている。
(関連過去情報)
2019年09月25日 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[ロシア・ギニア漁業委員会代表にソコロフが任命される]
ロシア漁業庁は、2019年9月11日付政府命令No.2030により、 ロシア・ギニア漁業委員会の代表として同庁副長官ソコロフが任命されたと発表した。
同委員会においてロシア漁船のためのギニア海域における水棲生物資源の漁獲割当、操業条件等が決定されることになる。
また、IUU漁業防止、科学研究、養殖、水産加工等についての協力プログラムが検討される。
双方は、昨年2018年9月、サンクトペテルブルグで開催された第2回国際漁業フォーラムの枠組みの中で、漁業協力協定に署名した。

 

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