2024年01月30日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[ギドロストロイ・グループ 今年2024年 稚内対岸コルサコフで水産加工場建設に着工]
択捉島根拠グループ企業ギドロストロイ(Гидрострой)の一部を構成する“ガバン”(Гавань)社は、稚内対岸の先行発展特区のコルサコフで、今年2024年、1日あたり最大500トンの処理能力をもつ水産加工場の建設に着工する。
投資額は、極東北極開発公社との契約に基づき約52億ルーブルとなる。
1万平方メートルの敷地で、フィレ、ミンス、魚卵、フィッシュミール・オイル等の高次製品を生産、2026年に設計の最大能力に達する見込みとなっている。
また、5,000トンの冷凍庫も設備され、陸海の物流に対応が可能となる。
なお、対応魚種は、スケトウダラ、マダラ、カラフトマス、シロザケ、そしてニシン等を予定している。