今朝方まで降っていた雨も上がり、時どき薄日も差してきた。
田んぼを見回っていたら、畦に稲穂が落ちて籾殻が散乱していた。
近くの森でたくさんの野鳥がさえずっていたので、きっと彼らの仕業だろう。
きらきら光るテープを張ったり、鳴子をぶら下げて追い払う人もいるが、それほど大群が来ていることも無さそうなので様子を見ることにした。
裏山のキノコを見に行ったが、まだ出ていなかった。
土に埋めてあるマイタケのホダ木に胞子らしきものが見えたので、あと1週間もすれば出て来るだろう。
シイタケとナメコは、例年通りなら10月の上旬に初子が出そうだ。
山すそに自生しているミョウガは、雨後のたけのこのようにたくさん出ていた。
今年は実に厚みがあり、ピンク色も鮮やかだ。
ナツメも青い実をたくさん付けているが、もう少し色づくと食べごろだ。
飛騨地方では甘露煮にして、ご飯のおかずとしてよく食べられている。
朝市やスーパーなどに、地物のキノコや生ナツメが並ぶようになると、秋の深まりを感じる。