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明らかになった弱点(9/19浦和対全北現代)

2007-09-20 18:44:50 | 浦和レッズ
浦和は初戦がホームだから、攻撃的に戦ってリードを奪いたいのはわかっていました。私が注目したのは、全北現代の試合の入り方でした。ただ、最初のチャンスで浦和が見事な崩しを見せ、永井のポストから長谷部が確実に決めたので、全北現代は戦い方を変えたかもしれません。

なぜ、そう感じたかというと、全北現代の戦い方にあまり意図が感じられなかったからです。どうやら、ダブルボランチでポンテを挟んで、16番と22番の2枚で中盤を作り、アーリークロスで長身2トップに合わせるつもりだったようですが、そのサッカーは機能しませんでした。

それは、ポンテが絶好調で、相手のマークがほとんど無力になったからです。また、全北現代のダブルボランチも、浦和の中盤のテクニックに振り回されて、マーキングが徹底していませんでした。また、全北現代は2トップも精彩を欠きました。とにかく、全然動きません。守備もしないから、闘莉王は上がり放題ですし、長身の割にヘディングもさほど強くありませんでした。

また、全北現代には致命的な欠点がありました。それは、カウンターに対する備えのまずさです。全北現代ボールのセットプレーを、浦和がクリアに逃げず確実につなげば、目の前には広大なスペースがあるという場面は何度もありました。そのチャンスを決めておけば、前半で3-0もありうるような試合でした。

ただ、それを決められなかったことで、全北現代にチャンスを与えてしまいました。闘莉王とワンツーで突破した達也の2点目は見事なゴールで、全北現代の弱点のカウンターをうまく突きました。また、浦和で評価したいのは坪井です。

長身2トップの全北現代には、一枚には闘莉王が付くとしても、もう一枚には長身でない坪井が付かないといけません。しかし、坪井はうまく体を使って相手にポストプレーをさせず、突破も完封して浦和の最終ラインを支えました。このまま、2-0で終わっていれば、この試合は満足なのですが、最後にCKで1点返されたのが若干気になります。

これで、次の試合で0-1の敗戦なら、アウェーゴール2倍ルールで敗退です。実力差はある相手とわかりましたが、全北現代は0-1だけを狙って守備を固めてくるような気がします。不気味ではありますが、欠点のカウンターに対する守備をもう一度突ければ、十分勝てそうに思えました。
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