Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

中盤対決の勝利(9/15広島対浦和)

2007-09-15 18:20:31 | 浦和レッズ
前回の対戦で感じた、広島の中盤の強さをいかに出させず、こちらの中盤が強さを発揮できるかが鍵と感じていた試合です。どうやら広島は前回の対戦でポンテをフリーにしたことを意識して、青山をポンテにつけてきました。その結果、ポンテはなかなか生きたボールがもらえませんでした。

しかし、広島の前回のトップ下の強さは再現しませんでした。前回は鈴木啓太の動きが今一つだったのですが、今回は鈴木啓太、長谷部が相手トップ下の広い範囲をカバーして、相手にセカンドボールを支配させませんでした。引いてくるウェズレイにも、堀之内か長谷部がマークに当たっていました。

いつもは、「何で下がってくるんだ」と苛立つこともある、永井の中盤に下がる動きですが、この日は非常に効いていました。相手が1ボランチで、DFラインからうまく逃げてやれば、比較的簡単にフリーになることができることに、いち早く気付いたのが永井だと思います。

そのため、先制点の田中達也のミドルシュートは必然でした。そこではフリーになれるからです。相手の達也対策は、ミドルシュートを捨ててDFラインに近づいたところで寄せるものですから、それを無にするシュートは、相手も対策に困ることでしょう。また、セットプレーに強いのも浦和の特徴で、フリーになった堀之内の折り返しで、ほぼ2点目は約束されていました。

3点目も、カウンターからのポンテのスルーパスで永井がストヤノフに走り勝つという、執念のゴールで、前半で完勝ペースに持ち込んだ試合でした。また、前回レアンドロにドリブルでやられた教訓は、今日の浦和に生きていました。ストヤノフがドリブルで上がってくる場面は何度かありましたが、必ず鈴木啓太、長谷部、永井らがついていて、前回のように安易にDFにマークを任せませんでした。

ただ、ウェズレイのゴールが決まって以降、後半は苦しい戦いでした。途中出場の小野伸二に生きたボールが供給されず、相手に何本もクロスを放り込まれる苦戦でした。森崎浩司に2点目を返されたのは、さすがにまずいと思いましたが、直後に田中達也が中盤でうまくボールを取って、ワシントンのゴールにつなげてくれました。

どんなチームでも、90分主導権を握って勝つことはできませんから、その苦しい時間をどうしのぐかが勝負です。この日の浦和は前半の貯金で辛くも逃げ切った勝利で、手放しでは喜べませんが、代表組がベストコンディションでないなどのハンデがあることを考えると、勝ったことで良しとすることにします。
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9月のカーネーション

2007-09-15 17:30:14 | 雑記
母の日に買ってきた、カーネーションの今の姿です。どうやら、カーネーションの花にとっては母の日の5月という季節は早すぎるらしく、買ったときに咲いていた花を除くと、あっと言う間に弱ってしまいます。土に植えかえて、9月になった今、ようやく咲いた花が写真のものです。

ただ、このカーネーションの花は、虫のえさとしてはおいしいらしく、つぼみができるとすぐに虫に食われてしまいます。そのため、つぼみまでは何度も行ったのですが、ようやく開花に至った、貴重な「生き残り」です。
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広島戦プレビュー

2007-09-15 12:59:26 | 浦和レッズ
代表の試合で、短い中断があって、忘れかけていましたが、浦和はアウェーで広島と対戦します。広島は、前回の対戦(8/1)のときにはいなかったDFストヤノフを補強しています。ストヤノフは監督批判で千葉を放出されて、しばらくブランクがありましたが、千葉で見せたプレーがそのままできれば、浦和にとっては脅威です。

前節、レアンドロにやられたショックの残る浦和には、ストヤノフのオーバーラップは相当気になるでしょう。また、広島の長所のウェズレイ、佐藤寿人の2トップも出てくるでしょう。前回の試合で受けた印象は、ウェズレイは引いてきて中盤の組み立てに参加して、さらにトップ下を2枚置いて、トップ下の位置でボールをキープして優位に立とうという戦略でした。

そのため、浦和が対抗するためには、ウェズレイにストッパーが付いていくとか、長谷部を守備的にして数的優位を作らせない戦略が考えられます。しかし、広島のこの布陣には、一つ弱点があります。それは、トップ下のポンテのところが空くことです。そのため、浦和は小野伸二をスタメンで起用して、トップ下で数的優位を作る手もあります。

ただ、ワシントンが復帰できれば、好調の田中達也との2トップを採用するでしょう。ワシントンはまだ試合に出られるコンディションではないかもしれません。仮に両アウトサイドを消す、大宮が成功した浦和対策を取ってくれば、ワシントンのボールキープで時間を作れれば浦和はアウトサイドに頼らないサッカーもできます。

浦和は大宮に敗れたこともあって、何かを変えなければいけない頃です。それが小野伸二になるか、それともワシントンになるかは予想できませんが。
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