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残留への一勝(9/29横浜FM対大宮)

2007-09-29 23:07:38 | 他チーム
今日は雨模様、浦和戦もない一日でしたから、スカパーで他チームの試合をチェックしていました。その中では、やはり埼玉ダービーを来年もやって欲しいと思っているので、横浜FM対大宮は大宮を応援する気持ちで見ていました。

試合は立ち上がりから大宮の流れでした。少し引き気味に戦って、早めにサイドに散らして攻めるゲームプランが見事にはまり、負傷の影響で本調子になかなかならなかった小林大悟もいいクロスを上げていました。対する横浜FMは、浦和戦で相手を押し込んだ、攻撃サッカーを2試合続けては行わず、いつもの中盤をダイヤモンド型にする1ボランチに戻してきました。

ただ、ダイヤモンドの中盤なら、マルケスの左MF起用はどうかと思います。マルケスはサイドアタッカーではなく、トップ下タイプの選手です。浦和戦のように、自由に両サイドを動き回るプレーができれば輝きますが、サイドに固定されると持ち味の半分も出ない印象を受けました。このポジションが本職の山瀬幸宏の方が良かったのではと思います。

そんな横浜FMのちぐはぐさはありましたが、大宮が会心のサッカーをしたのは事実です。ただ、磐田戦もサッカー自体はいいサッカーをしていましたが、ゴールが奪えず、終盤に相手にゴールを奪われて敗れてしまいました。この日は、前半を押し気味に0-0で終えたものの、ちゃんと結果を伴うことができました。

サイドアタックの起点だった藤本が負傷交代して、代役に入った平野のヘディングシュートでした。このゴールをアシストした吉原は、さらにDFラインの裏へ抜け出して、追加点を決めて2-0の勝利に大きく貢献しています。長身FWの森田、若林を持ちながら、意外と大宮はパワープレーは得意ではなく、カウンターで抜け出すプレーの方を得意にしています。

そのためには、ボランチのところから、早めに散らすことが必要だったのですが、この日は長いパスも短いパスも、面白いように回りました。このサッカーをいつもやっていれば、少なくとも16位に入り、J2との入れ替え戦の勝利は間違いないように感じました。逆に、横浜FMは早野監督がインタビューで無愛想な対応しかできないほどの完敗で、どうやって攻めたいのかあまり意図を感じませんでした。

一つだけ、今更分かっても遅い大宮対策ですが、CKの守備がゾーンで、横に選手を並べるため、その前のエリアからミドルシュートを狙えばフリーに近い状態で打てます。山瀬功治は気付いていたのですが、そのシュートが入らないところがこの試合を分けました。
コメント
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