先日、名古屋がホームでFCソウルと対戦したACLを後半だけ見ました。前半を見ていないので、試合全体の印象は書けませんが、後半の名古屋は中盤で相手にセカンドボールを拾われる、苦しい試合でした。
FCソウルにはアジアカップ4強に貢献したウズベキスタン代表のジェパロフがいました。生活習慣の全く異なる中東の選手はなかなか東アジアのチームには加入しませんが、ウズベキスタンなら可能だろうと思っていたので、韓国に先手を打たれてしまいました。
そのジェパロフが非常に効いていました。名古屋が攻撃サッカーを志向して、中盤の3枚のうち二人を小川、藤本と攻撃的なタイプにしているので、バイタルエリアは弱点であり、ジェパロフが長い距離をドリブルで持ち上がるプレーは目につきました。
また、名古屋といえば3トップのイメージがありました。玉田、金崎を生かしてケネディをクロスを合わせる役割に絞らせるこの布陣は、多くのJリーグのチームがケネディのヘディングに対して「わかっていてもやられてしまう」ので大いに威力を発揮しました。
しかし、このFCソウル戦は玉田が負傷欠場して、大卒ルーキー永井が代役出場しました。永井は相手DFからボールを奪ってそのまま独走して得点を奪っており、印象に残るプロ初ゴールです。ただ、このゴールも含めた永井のプレーでわかったのはCFタイプということです。
スピード型ながらウイングはあまり得意でない永井をスタメンで使うにはケネディと2トップにするしかなく、左ウイングで威力を発揮していた金崎を一列下げる必要があります。
この布陣をどこまでキャンプで合わせ込んでいたかは不明で、永井をどうするかはストイコビッチ監督も思案のしどころでしょう。ただ、メリットもあります。名古屋と対戦する相手チームはとにかくケネディを消そうと懸命に策を練っているはずです。
そんなところに俊足の永井を持ってくれば、ケネディの高さと永井のスピードを同時に消せるチームはなかなかないでしょう。浦和も長身DFスピラノビッチでケネディ対策を立てているでしょうが、スピラノビッチの足では永井とヨーイドンで競走したら勝てません。
永井の使い方が、再開初戦の浦和対名古屋の鍵になりそうです。
FCソウルにはアジアカップ4強に貢献したウズベキスタン代表のジェパロフがいました。生活習慣の全く異なる中東の選手はなかなか東アジアのチームには加入しませんが、ウズベキスタンなら可能だろうと思っていたので、韓国に先手を打たれてしまいました。
そのジェパロフが非常に効いていました。名古屋が攻撃サッカーを志向して、中盤の3枚のうち二人を小川、藤本と攻撃的なタイプにしているので、バイタルエリアは弱点であり、ジェパロフが長い距離をドリブルで持ち上がるプレーは目につきました。
また、名古屋といえば3トップのイメージがありました。玉田、金崎を生かしてケネディをクロスを合わせる役割に絞らせるこの布陣は、多くのJリーグのチームがケネディのヘディングに対して「わかっていてもやられてしまう」ので大いに威力を発揮しました。
しかし、このFCソウル戦は玉田が負傷欠場して、大卒ルーキー永井が代役出場しました。永井は相手DFからボールを奪ってそのまま独走して得点を奪っており、印象に残るプロ初ゴールです。ただ、このゴールも含めた永井のプレーでわかったのはCFタイプということです。
スピード型ながらウイングはあまり得意でない永井をスタメンで使うにはケネディと2トップにするしかなく、左ウイングで威力を発揮していた金崎を一列下げる必要があります。
この布陣をどこまでキャンプで合わせ込んでいたかは不明で、永井をどうするかはストイコビッチ監督も思案のしどころでしょう。ただ、メリットもあります。名古屋と対戦する相手チームはとにかくケネディを消そうと懸命に策を練っているはずです。
そんなところに俊足の永井を持ってくれば、ケネディの高さと永井のスピードを同時に消せるチームはなかなかないでしょう。浦和も長身DFスピラノビッチでケネディ対策を立てているでしょうが、スピラノビッチの足では永井とヨーイドンで競走したら勝てません。
永井の使い方が、再開初戦の浦和対名古屋の鍵になりそうです。