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シャルケ04

2011-04-14 19:06:44 | ワールドサッカー
日本時間の今朝、強豪インテル(イタリア)を破りクラブ史上初の欧州CL4強入りを果たしたシャルケ04(ドイツ)について、知っていることを書きます。皆さんご存知の事実は日本代表の右SB、内田篤人選手が在籍していることでしょう。

シャルケのスカウトがいつの試合で内田に目を付けたかはわかりませんが、今は欧州の強豪チームのスカウトがJリーグを見ていることも珍しくはありません。長谷部(ボルフスブルク)も代表の中心選手になる前に欧州からオファーが来ましたから、Jリーグの1試合も海外に行きたいと思うなら無駄にはできません。

ただ、欧州CL常連のシャルケのオファーは、内田の実績を考えると強すぎるチームからのオファーで、22歳という若さを考えると2、3年先のレギュラーという期待だったかもしれません。しかし、困難な道だった1年目でポジションを取った内田は今や中心選手です。シャルケのレギュラーとなれば代表監督の方がポジションを空けて待つほどでしょう。

シャルケ04の「04」はもちろん2004年ではなく、1904年で、100年を超える歴史を持つクラブです。当時は炭鉱の町だったルール地方のゲルゼンキルヘンを本拠地にするチームで、熱狂的なサポーターを誇るチームです。香川のいるドルトムントは地理的に近く、この両者の対決は「ルールダービー」として熱い戦いになります。

今回の相手はインテルでしたが、インテル対シャルケというのは、シャルケの初の欧州タイトルになったかつてのUEFA杯決勝のカードと同じです。当時のUEFA杯の決勝戦はホームアンドアウェイで、第二戦の会場となったサンシーロがシャルケにとって喜びの地になりました。

そんな因縁カードだったわけですが、シャルケは返り討ちにした格好で、欧州CLも4強まで来れば強豪揃いで、相手は強豪中の強豪、マンチェスターUです。準決勝のもう一つのカードはRマドリード対バルセロナですから、シャルケにとってはこれ以上はないチームと当たることになります。

内田もギグスや朴智星らとマッチアップすることになるでしょうが、何とか試合を面白くするために、たとえ押し込まれても耐えて欲しいと思います。日本人初の4強と言われるのは好きではないと内田は言いますが、このマンUとのホームアンドアウェイの対戦を貴重な成長の機会につなげて欲しいものです。
コメント (2)
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