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浦和史上最強のヘディング

2011-04-16 17:37:28 | 浦和レッズ
浦和レッズで今まで最もヘディングが強かった選手は誰か?と思わず会社帰りに考えました。現在のスピラノビッチはどうかと思いましたが、彼の場合193cmの上背に頼っていて、ジャンプの最高地点で触れないので、もっと強い選手はいるというのが私の印象です。

有力候補は闘莉王(現名古屋)でしょう。日本人で彼のヘディングに勝てる選手はほとんどいなかったほどで、名古屋戦で巻佑樹に競り負けたときは正直驚きました。そんな闘莉王も高校1年のときは目を開けてヘディングできなかったほどで、渋谷幕張高校での粘り強い指導で強い選手になってプロ入りします。

思い出は美しくなるもので、ギド・ブッフバルトのヘディングも威力十分でした。足元はそんなにうまくなかったギドですが、守備の技術の高さは日本人には真似できないほどで、正確にボールにタックルするスライディングやカバーリングの技術はすばらしく、当時サッカーをあまりわかっていなかったことが悔しくなるほどです。

昔の選手ではFWの佐藤慶明あたりも思い出せます。今、大学で指導者をやっていることもあって、去年のOB戦では体が切れていてさすがでしたが、現役時代はヘディングしかできない選手でした。監督がオジェックに変わったら即放出されたため、あまりプレーを生で見た記憶がないのが残念です。

いろいろな選手の名を挙げましたが、私が思う史上最強のヘディングは1997年から98年にかけて在籍したアルフレッド・ネイハイスというオランダ人CBです。ネイハイスはブンデスリーガでもプレーしていましたが、オランダの実家から国境を越えて通勤していた事実もあり、事実上初の海外でのプレーには少し不安もありました。

しかし、ネイハイスは1998年の開幕戦でセットプレーだけで2ゴールを挙げる活躍で、対人の強さならたぶんこれ以上の選手はいなかったと思います。もっとも、当時はヘディングの強い選手がネイハイスしかいなかったので、相手チームが2枚、3枚とマークの枚数を増やしたため、それ以降は思うようには点は取れなくなりました。

ネイハイスは浦和のために十分貢献してくれた選手だと思いますが、シーズン途中でドイツのドルトムントからオファーを受けて移籍しました。1億円近い移籍金を浦和に残して去っていきましたが、後任のザッペッラがJ2降格の要因になるので、少し複雑な印象はあります。
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