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山形戦マニアック分析

2011-06-07 18:54:08 | 浦和レッズ
今日は日本代表のチェコ戦ですが、平日夜の試合の即日更新は例によって勘弁していただき、日曜の山形戦からネタを引っ張ってきます。

リトリートサッカーが基本の山形ですが、ベンチに入っていた選手が21番と28番という、一度も映像で見たことがない選手だったのには驚きました。普段固定メンバーで戦う山形のいつものパターンなら宮沢や北村がベンチに入っていると思っていました。

その宮沢も北村もベンチに入れなかった山形は、逆に言えばどういう攻撃のオプションがあるか分からない相手でした。21番がキックの精度で、28番がドリブルの切れで勝負するタイプだったので、小林監督の頭には勝っていればウイングと替え、負けていればボランチと替えるプランがあったように思えます。

普段の山形の4-3-3とは違って、この日の山形は古橋をトップ気味に置いた4-4-2でしたが、前半に山形が引いていた時間は浦和も落ち着いてラインコントロールをしていて、長谷川を何度かオフサイドに掛けました。

ボール支配率なら浦和の方が上だった試合は、昨日も書きましたが高崎がいい位置に顔を出したのが良かったと思います。浦和の4-4--2はバイタルエリアが広く空いているので、エジミウソンの動きを見てうまくボールを受けられる位置を見つけていたと思います。

浦和の2トップ候補には原も田中達也もいますが、エジミウソンの動きを一番理解しているのが高崎の長所で、エジミウソンがウイング的にプレーしたときに真ん中のスペースに入り込めるのは今のところ高崎の専売特許です。

その高崎がPKを取ってチームの勝利に貢献したので、田中達也をベンチスタートにしても、もう一度高崎をスタメンで使っていいと、山形戦の出来からは思います。

また、GK加藤も山田暢久のチョンボで思わぬピンチを迎えましたが、キックの飛距離も長く、山岸不在を感じさせない出来でした。加藤もユースから昇格して長い年月が経っており、今や27歳と若手とは言えない年齢ですが、こういうチャンスをものにできないと浦和が第二GK探しに動くかもしれないので、彼にとっても大事な試合でした。

課題を挙げるとすればマルシオの運動量が終盤に落ちることです。前節の新潟戦では運動量の落ちたマルシオがFWの位置に残っていました。今回は運動量の多い山田直輝を投入してサポートしましたが、彼が最後まで走れる選手ではないことは頭の中に入れておくべきです。
コメント
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