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ショートカウンター(6/25名古屋対浦和)

2011-06-26 10:06:27 | 浦和レッズ
エジミウソンの移籍で、1トップ向きの選手がいなくなり、4-2-3-1はできないだろうと思われた浦和ですが、高い位置でボールを奪って速く攻めるショートカウンターを狙っていたように、テレビでは見えました。今の浦和のFW陣がスピード型なので、ウイングを置いてクロスで点を狙うより、スルーパスでDFラインの背後を狙った方が有効とは思えました。

名古屋も前回の対戦でバイタルエリアを空けて3失点した屈辱はよく覚えていて、この位置に強力なアンカーを置いてバイタルエリアに相手を入れない戦略で来ました。前回までこの位置にいたダニルソンは出場停止でしたが、今回はCBに千代反田を入れて闘莉王をアンカーに置きました。

どうしてもサイド攻撃が中心になってしまった浦和ですが、マルシオの負傷で急遽投入された原口が、クウェート帰りの強行日程の中、思い切ってシュートを狙っていました。山田直輝が復活したことで、原口も自分のポジションは安泰ではないという危機感もあったかもしれません。

いいところも多く見られた浦和ですが、やはり前半終了間際の失点は自らを苦しくしました。決めた磯村のシュートは、加藤の届かない見事な位置へ蹴りこんでいるものですが、その前に永田がケネディに簡単にポストプレーをされているのは指摘したいです。確かに体のサイズは違いますし、ポストプレーのボールをカットするのは難しいですが、真ん中であそこまで見事にポストに入られると、こういうことは起こり得ます。

内容は悪くない、それでも負けているという展開はテレビで見ているだけの私にも苦しいものでした。それでも原のシュートで楢崎が負傷して、急遽高木がGKに入ったことで何か起きるかもという期待はありました。結局、試合が動いたのは後半ロスタイムも最後の最後でしたが、PKの場合、相手がどんなに時間を稼いでも必ずPK完了まで試合を行うというルールを知っていたので焦ってはいませんでした。

マゾーラのPKは、相手GKが先に動くのを待って冷静に浮き球で蹴りこむベテランのようなプレーで、この展開なら勝ち点1を取ってきただけでも評価はできると思います。まだ勝たないと降格圏脱出はできませんが、それでも0点よりずっといい結果です。次のガンバ戦に期待をしたいと思います。
コメント (2)
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