Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

福岡戦プレビュー

2011-06-19 17:10:50 | 浦和レッズ
U-22代表のクウェート戦については、翌日が仕事の日の即日更新は例によって勘弁していただき、今日はちょっと早いですが水曜の埼スタ、アビスパ福岡戦のプレビュー記事にします。1勝5敗5分けと追い込まれた浦和にとって、この福岡戦はどうしても勝たなければならない、1999年の崖っぷち市原戦にも似た試合です。

もちろん、あの市原戦のときは残り4試合で、本当に後がない状況でした。しかし、福岡戦で負けてまだ先があるなどと言っていては、本当に降格の可能性が現実を帯びてきます。とにかく取れるときは必ず勝ち点3を取り、早く楽になりたいというのがサポーターとしての思いです。

福岡は昨年のJ2で3位で昇格したチームですが、今季1分け10敗と勝ちがありません。前節は外国人選手の名前がスタメンにないなど、チーム力はJ1を戦うのには少し苦しいのかなという気はしますが、それでも負けている試合でも2-3だったりと点は取っているので、侮る訳にはいかない相手です。

浦和はスピラノビッチが出場停止から戻ってくるのは好材料で、そろそろスピラの頭でセットプレーから点が欲しいです。浦和は全失点のうち6割がセットプレーの失点というセットプレーの弱さが弱点になっているので、たまにはその借金?を返すべくマルシオの精度の良いボールで1点欲しいです。

この試合は浦和は最初から攻める可能性が高いです。思い切って結果を出していないエジミウソンはスタメンから外すなどの荒療治は欲しいところで、原、田中達也の2トップなども考えていいと思います。いい選手はいるはずという思いは1999年にも持っていましたから、その論理は残留争いでは通用しません。

もうお尻に火がついているのは選手全員がわかっているはずだと思うので、この福岡戦は前半戦最初の天王山のつもりで、これまでなかったような攻撃を見たいです。それができれば少しは自信が付くはずです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追い込んだか(6/18なでしこ対韓国)

2011-06-19 11:03:49 | レディース
清水戦がテレビ観戦になったので、なでしこジャパンの親善試合、韓国戦をテレビで見ていました。会場になった愛媛のニンジニアスタジアムは、大雨の影響でピッチが水溜り状態で、ボールが止まりとてもサッカーにならない状況でした。この試合を壮行試合とみれば気持ちよく勝ってドイツへ向かって欲しいと思うのが自然ですが、直前合宿で一度追い込んでいる段階なので、ベストコンディションではないだろうという思いもあります。

確かに、なでしこのやりたいパス回しのサッカーはできず、どうしてもアーリークロス放り込みのサッカーになってしまいます。それでも、澤や永里はヘディングで触れるのですが、男子でもきつい条件だけに、女子のサッカーにとっては相当の悪条件です。

それでも最初は止まるボールに詰めていたなでしこの方がチャンスを作っていましたが、韓国がこのグラウンドの特徴を見抜いて、DFラインの裏へ長いボールを蹴ってFWを走らせるようになって流れが変わります。確かに、こういうときは「セーフティーファースト」と言われるようにできるだけ早くボールを自陣から遠ざけるのがセオリーですが、なでしこのCB熊谷が負傷交代していただけにこの韓国の狙いが当たりました。

押され気味の苦しい展開で前半を何とか0-0でしのぎましたが、なでしこは安藤と大野を下げて丸山と岩淵を入れて何とか流れを変えようとしてきます。岩淵は18歳と代表では最年少ですが、技術の高さは相当のレベルで、なでしこのチャンスもこの岩淵のプレスからでした。

これで中盤でボールを奪ってから澤のスルーパスに永里が反応して、折り返しを宮間が決めたのですが、5月のアメリカ遠征で1点も取れなかっただけに、この1点はなでしこにとっては大きな1点になります。しかし、GKのキャッチミスで同点に追い付かれているだけに、ちょっと9月の五輪最終予選(6ヶ国総当り)を考えると不安に思うのもたしかです。

しかし、今はW杯で3位以内という、日本サッカー全体でもトップ年代では初めての大きな挑戦に期待しているのも確かで、澤が現役のうちに世界を驚かすという夢は北京五輪の4強で一つ叶っていますが、もう一つ上を是非狙って欲しいと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やってはいけない交代(6/18浦和対清水)

2011-06-19 10:39:40 | 浦和レッズ
昨日は体調不良が治らずテレビ観戦でした。ペトロのスタメンを見ると、とにかく前半は0-0でという意図が表れたスタメンでした。後半勝負に持ち込み、それまでは耐えるゲームプランだったと思います。その計算が狂った前半、CB坪井に代えてFW原を送り出しましたが、これはやってもいい交代だと思います。柏木のボランチならやったことはあるからです。

失点場面(ボスナーのFK)を振り返ると、壁の右側に入った田中達也がクリアしようと足を出したところを横にずれて間を抜かれました。GK加藤の立場では、壁は動かないものと信頼して守っているので、間を抜けたらどうしようもないのですが、このちょっとしたミスは重くのしかかることになります。

しかし、それでも点が入らない展開にペトロは苛立ったか、鈴木啓太を下げてマゾーラを入れます。これはやってはいけない無謀な交代で、正直、柏木とマルシオのダブルボランチで残り30分持つとはどうしても思えません。高原の2点目はダブルボランチのところが持ちこたえられなかったカウンターなので、鈴木啓太を残していればやらないで済んだ失点だったと思っています。

柏木とマルシオのダブルボランチということは、ほとんどの時間ボールを支配し、常に攻め続けないと機能しない布陣です。2点ビハインドならわかりますが、1点ビハインドの後半15分は仕掛けが早すぎます。やるとしたら2点ビハインドか、後半30分以降に打つべき手です。

確かに、鹿島戦、大宮戦と2度も2点差を追い付いていますが、そんなことは何度もできるはずはなく、今回も梅崎が1点を返して少し盛り上がりましたが、ボスナーに2度目も決められてジエンドでした。清水がしっかりリトリートして、浦和の前がかりの攻めをマンツーマン気味に守って時間を使っていたのに比べると、浦和は力任せに攻めている印象で、前の枚数だけを増やしても点は取れません。

それでも、原はチャンスには絡んでいましたが、エジミウソンはなかなか絡めず、そろそろ思い切った大鉈を振るうときは来ていると思います。それが緊急補強なのか、それとももっと根本的なところに踏み込むのか、柱谷GMは苦しいと思いますが、このチームを2部に落としてはいけないという危機感を持って取り組んで欲しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする