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大相撲夏場所終盤戦

2012-05-19 10:21:13 | 他スポーツ
今日は埼玉スタジアムに行くので、即日更新はできない可能性もあり、穴埋めネタを用意して出かけます。

この場所は予想もしていなかった展開になりました。史上初の6大関ということが話題になっていましたが、彼らは潰し合って8勝や9勝で止まり、白鵬が何の障害もなく逃げ切るのではと思っていました。

しかし、優勝回数こそ稼いでいるものの、最近の白鵬はあまり良くありません。稀勢の里に相手十分で相撲を取られたり、鶴竜に敗れ大関への道を開いてしまうなど、これほど大関が多くなったのはここ数場所の白鵬の不振(といっても優勝しているのですが)が効いていると思っています。

そんな今場所はもっと予想外の展開で、平幕相手にはほとんど負けたことのない白鵬が9日目で4敗というのは白鵬の休場すら予想しました。指の剥離骨折が表に出た以上、とても相撲が取れる状態ではないはずです。しかし、負け方は決して悪くありませんでした。

剥離骨折の影響で早く決着をつけたいという思いもあったかもしれませんが、白鵬の負け方は立ち合いでは先手を取り土俵際まで追い込むものの、勢い余って逆転を食らう、いわゆる元気負けとも言われる負け方でした。当時は剥離骨折は知らなかったので、精神的に落ち着くことができれば逆襲もあるかもしれないと思っていました。

それでも、5勝4敗で残り6人は全員大関という条件は、普通の力士なら負け越しを覚悟しそうな割です。しかし、白鵬は大関戦を迎えて逆に調子を上げてきました。剥離骨折ですからまわしを取ると激しく痛むでしょうが、まわしにこだわらず差し手を返して、平幕相手のバタバタした相撲とは全然違う落ち着きを見せるようになってきました。

とりあえず、白鵬は今日の取り組み前の段階で9勝4敗ですから、休場の危機は過ぎ去ったと思いますが、上にいた稀勢の里の予想外の失速で大混戦になってきました。11勝4敗で優勝という可能性すら出てきたレベルこそ低いものの見る方は面白い混戦で、決定戦にでもなれば白鵬にも十分チャンスがあり、この場所で優勝すれば「さすが白鵬」という思いはさらに強くなるでしょう。
コメント
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