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盤石の試合運び(9/8アフガニスタン対日本)

2015-09-09 23:07:39 | ワールドサッカー
遅くなりましたが、昨日のアフガニスタン戦の記事です。私は、アフガニスタンが前線に何枚残すかが最初の注目ポイントでした。最初、アフガニスタンは攻めに出る意思を見せていて、前に二人残していました。プロレベルなら、相手FWより一人多い人数がいれば守り切れますから、日本は長友佑都か酒井宏樹のどちらかが最終ラインに残ることで対応しました。

この試合は中立地テヘラン(イラン)の開催なので、たぶんスタンドはがらがらだろうと思っていましたが、こういう中立地開催はアフガニスタン側が開催地を選ぶので、可能な限り自国に有利な場所を考えるのは自然な発想です。イランは、アフガニスタンの移民が多いようで、バックスタンドはアフガニスタンのサポーターが席を埋めていました。

このサポーターが、アフガニスタンが前に蹴って全然チャンスになりそうもない場面で歓声を上げるなど、日本にとっては完全ではないとはいえアウェイを感じる試合になりました。審判もカタール人ということで、中東の笛は日本不利なことが多いです。事実、全くファウルでないプレーがFKになることもありました。

しかし、それならば文句なしでゴールになる場面を作ればいいことです。アフガニスタンは、4-4-2で後ろ2枚をコンパクトにする、Jリーグでいえばベガルタ仙台のような守備に挑みましたが、ボールに寄りすぎる傾向があり、時折バイタルエリアが空く場面がありました。香川真司の先制点はまさにそこを狙ったミドルです。

日本の選手は、「アフガニスタンは攻めてくるからチャンスも多い」と言っていましたが、事実アフガニスタンが4バックで攻めに出ようとしたことは、自陣に隙を生み、最終スコアは6-0という大差がつきました。最初は前に残っていたアフガニスタンのFWも、次第に後ろが持ちこたえられないと気付いて守備に参加したので、日本も途中からカンボジア戦と同じ、2バックで余裕で守れるようになりました。

この試合はまさに完勝というべき試合運びでした。これを、次のシリア相手にできれば、2次予選は大丈夫でしょう。次のシリア戦、どんな試合になるか楽しみに待ちたいと思います。
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