両国国技館のその他写真

両国国技館に行くと、毎回写真を何枚も撮ってきます。今回は珍しく？文章を短くして写真の羅列の記事にします。

欧州サッカーの移籍情報

最近、ワールドサッカーの情報を集めていなかったので、欧州サッカーの移籍市場の動向は最近になって知りました。Numberの欧州サッカーの名鑑を買ったので、細かい情報はそれを見てあとでじっくり追うとして、今知っている限りのネタで書きます。

私の好きなユベントス(イタリア)では、主力のビダル(→バイエルン)、ピルロ(→アメリカMLS)、テベス(→ボカ)と3人キーマンが抜けています。ユベントスはコンテ前監督時代に堅守速攻の形を作り、それを後任のアレグリ監督が進化させてのリーグ4連覇でした。前述の3人は重要な選手なので、彼らが抜けても同じサッカーを目指すか、それともモデルチェンジするかは注目です。

サプライズはRマドリード(スペイン)の監督交代でした。リーグ優勝こそ逃したものの、欧州CLも4強だったアンチェロッティ前監督がまさかの解任で、後任は元ナポリ監督のスペイン人、ラファエル・ベニテスです。もちろん、ベニテスも世界レベルの名将で、リバプール時代には欧州CL優勝の実績があり、その後インテル、チェルシーでクラブW杯も指揮しています。

この人事で思い出したのが、ベニテスのエピソードです。ベニテスは父親がサッカー記者だった影響で監督業を始め、父親からは「息子がRマドリードの監督になるのが夢」と生前語っていました。リバプールで欧州CLを制した後は、実際にRマドリードからオファーが来ており、当時生きていた父親に夢を見せることも可能でした。

しかし、ベニテスはリバプールに残ってクラブW杯を目指すことに決め、父親は亡くなりました。それで途絶えたかに見えた夢ですが、今回7年ぶりのRマドリードからのオファーを受けたのは、きっと父親の影響もあったはずです。夢は実現し、あとはどう結果を出すか、ベニテスの手腕に注目したいと思います。

本田圭佑のミランも、あの問題児バロテッリが復帰しているという情報を、Numberから得ました。バロテッリのような、足が遅く圧倒的な個人技とシュート力が頼りというFWは、堅守速攻のリバプールでは機能しないだろうという予想通りになりました。ミランには、相当価値を下げて戻ってきたでしょう。ただ、いつ爆発するかはわかりませんが、機能すれば一人で試合を決まられる選手です。本田圭佑のアシストが増える可能性もあります。