昨日はテレビ埼玉の生中継で、大宮対大分のJ2リーグの試合を見ていました。大宮は勝てば昇格と優勝が決まる試合でしたが、この試合は劇的でした。前半は0-0で折り返した試合でしたが、相手シュートをGK加藤がセーブした跳ね返りが大屋に当たってそのままオウンゴールになる不運で先制されると、大分のCKが渡部の頭に当たってまたもオウンゴールになり、大分はオウンゴール二つで2点のリードを得ます。
このゴールを受けて、それまで前から点を取りに行っていた大分が、自陣深くに4-4-2の後ろ2ラインを引き、リードを守りにきました。1点リードなら厳しい手ですが、2点なら間違いとは言えない戦術です。これで、大宮はボールをキープしながら、なかなかスペースの空かない大分陣内に起点を作ろうとすることになります。
この展開で、効いてきたのはセルビアリーグ得点王の実績がある、写真の大宮FWムルジャです。彼に関しては6月の生観戦(讃岐戦)で、出場時間が短かったのでスピード型かポストプレーヤーか判断できませんでした。どうも、どちらかといえばスピード型のようです。サイドにウイングのように流れて、ボールを引き出す動きが、この日の大宮の流れを変えました。
また、ムルジャはその高いテクニックを見ていると面白い選手です。この日も、ヒールキックで相手DFの背後を抜き、自ら走り込んで受けるという、高等テクニックも見せていました。ムルジャがバイタルエリアで受け、枠ぎりぎりにグラウンダーで飛ばした追撃弾が、このゲームが一気に大宮に流れるきっかけになりました。その後、大屋のクロスに詰めて同点ゴールを決めると、最後はドリブルで仕掛けてPKを取り、一人で3点すべてに絡む大活躍でした。
もちろん、ムルジャ一人で勝った試合ではなく、ベンチスタートにしていたドリブラーの泉沢が、引いて守る大分に何度も仕掛けて疲労を誘ったのも理由です。J2の42試合の長丁場、J1時代の主力を多く残した大宮にとっても苦しい展開になりましたが、何度も連勝して貯金を作っていた大宮の優勝は必然でした。
来季はJ1です。いろんな補強には動くと思いますが、またNack5スタジアムに行ってみたいと思えるように、期待したいと思います。
このゴールを受けて、それまで前から点を取りに行っていた大分が、自陣深くに4-4-2の後ろ2ラインを引き、リードを守りにきました。1点リードなら厳しい手ですが、2点なら間違いとは言えない戦術です。これで、大宮はボールをキープしながら、なかなかスペースの空かない大分陣内に起点を作ろうとすることになります。
この展開で、効いてきたのはセルビアリーグ得点王の実績がある、写真の大宮FWムルジャです。彼に関しては6月の生観戦(讃岐戦)で、出場時間が短かったのでスピード型かポストプレーヤーか判断できませんでした。どうも、どちらかといえばスピード型のようです。サイドにウイングのように流れて、ボールを引き出す動きが、この日の大宮の流れを変えました。
また、ムルジャはその高いテクニックを見ていると面白い選手です。この日も、ヒールキックで相手DFの背後を抜き、自ら走り込んで受けるという、高等テクニックも見せていました。ムルジャがバイタルエリアで受け、枠ぎりぎりにグラウンダーで飛ばした追撃弾が、このゲームが一気に大宮に流れるきっかけになりました。その後、大屋のクロスに詰めて同点ゴールを決めると、最後はドリブルで仕掛けてPKを取り、一人で3点すべてに絡む大活躍でした。
もちろん、ムルジャ一人で勝った試合ではなく、ベンチスタートにしていたドリブラーの泉沢が、引いて守る大分に何度も仕掛けて疲労を誘ったのも理由です。J2の42試合の長丁場、J1時代の主力を多く残した大宮にとっても苦しい展開になりましたが、何度も連勝して貯金を作っていた大宮の優勝は必然でした。
来季はJ1です。いろんな補強には動くと思いますが、またNack5スタジアムに行ってみたいと思えるように、期待したいと思います。