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UAE戦プレビュー2

2016-08-30 19:20:34 | ワールドサッカー
昨日、ある方のブログで、待望のUAE代表の来日メンバーを入手できました。W杯予選という、国を挙げて準備する大会ですから当たり前ですが、UAEは主力FWマブフート、ハリル、MFのアブドゥルラフマン兄弟などを含むベストメンバーで来日してきます。

選手の所属チームは、全員がUAE国内のチームです。しかし、これをもって力が落ちるということはありません。理由はUAEのリーグのレベルが高いからです。UAE、サウジアラビア、カタールなどの産油国のリーグ戦には、そのオイルマネーで多くの有力な外国人選手が加入しています。ACLでも、UAEのチームはよく上位に進出しています。

また、UAEの選手が欧州などに行かないのは、文化的な理由もあります。 イスラム圏の選手にとって、日本や欧州などの文化にはなじみにくいようです。豚肉禁止など、ホテルの食事も合いにくく、中東のチームが日本に来ると時にひどくコンディションを崩していることがあります。

UAEは前回のブラジルW杯予選では3次予選で1勝5敗というまさかの不振で敗退しました。この結果を受けて若手への切り替えを進めたUAEは、U-20W杯やロンドン五輪で予選を通過するなど、結果を出し始めています。このときのU-20代表監督が、持ち上がって現在のA代表の監督になっています。

戦術的には、ベースとなるのはアジアカップ準々決勝で日本相手にPK勝ちしたときの2ラインコンパクトサッカーだと予想しています。マブフート、ハリル、オマル・アブドゥルラフマンの攻撃的な選手を、一人外して守りを固めてくる可能性があります。トップ下のオマル・アブドゥルラフマンに、守備のタスクを課してくることも考えられます。

UAE対策としては、アジアカップの準決勝でUAEに完勝した豪州代表のサッカーが参考になります。オマル・アブドゥルラフマンはほとんどのキックが左足なので、守備的MFジェディナックに左足のコースを消させたところ、オマルがバックパスを出し始めました。

オマルにキラーパスを出させないことと、立ち上がりの不用意な失点を避ければ、UAEは勝てる相手だと予想しています。
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