生観戦恒例、マニアック分析です。ACLで当たるチームということで、FCソウルについても少し観察しました。去年のACLベスト16で浦和と対戦した当時在籍していた、スピード型FWアドリアーノが抜けており、後釜が左ウイングのマウロでした。当時の布陣の3-3-3-1は手直しされ、今は4-2-3-1がしっくりくる布陣に見えます。
その理由は、1トップ向きの選手がいるからです。ポストプレーヤーのダムヤノビッチ、朴主永(パク・チュヨン)と、2枚使える選手がいるので、彼らを使い回しながらの1トップで、本番のACLも臨んで来ると思います。ウイングはマウロが存在感を見せており、サイドからクロスをダムヤノビッチめがけて蹴る、そんなサッカーが展開されると思います。
浦和に関しては、前半がほぼベストメンバーでしたが、課題が多く残りました。まずは2シャドーのところでボールが収まりにくかったことです。FCソウルがしっかり引いていた理由もありますが、ここである程度ボールを持てないと、相手は浦和の攻撃はアウトサイドしかないと見切ってくるでしょう。
また、今季はDFでの出場が多くなりそうな宇賀神の左ストッパーも課題になりました。前にいる左アウトサイドの菊池大介は攻撃的なタイプなので、宇賀神がうまくリードしながら帰陣すべきところはさせないといけませんが、失点の形はまさにそこを狙われました。菊池の持っている攻撃のテクニックは良いだけに、守備面をどう熟成させていくかは課題です。
後半の布陣も課題があります。まずは、シャドーで出場したオナイウです。彼のところでボールがうまく収まっていませんでした。もちろん彼もプロですから、敵がいない方向にトラップするという基本は守っていましたが、少しトラップが乱れる場面が目立ちました。これが何とかならないと、シャドーでの起用が難しくなってしまいます。
シャドーで起用された矢島もあまりゲームの流れに絡んでいませんでした。矢島はスピードを生かしたアグレッシブなタイプなので、ズラタンをどんどん追い越して攻撃に絡んで欲しかったですが、そういう場面はほとんどなかったのは残念でした。
良かったのは昨日書いた長沢の他にも、青木がいます。彼がアンカー的に最終ラインをフォローする動きは、安心して見ていられました。サイドの田村の不慣れを、的確なポジショニングでカバーして、最終ラインの穴を作らせませんでした。相手には元モンテネグロ代表FWダムヤノビッチがいただけに、ダムヤノビッチにゴールを許さなかったことは収穫でした。
その理由は、1トップ向きの選手がいるからです。ポストプレーヤーのダムヤノビッチ、朴主永(パク・チュヨン)と、2枚使える選手がいるので、彼らを使い回しながらの1トップで、本番のACLも臨んで来ると思います。ウイングはマウロが存在感を見せており、サイドからクロスをダムヤノビッチめがけて蹴る、そんなサッカーが展開されると思います。
浦和に関しては、前半がほぼベストメンバーでしたが、課題が多く残りました。まずは2シャドーのところでボールが収まりにくかったことです。FCソウルがしっかり引いていた理由もありますが、ここである程度ボールを持てないと、相手は浦和の攻撃はアウトサイドしかないと見切ってくるでしょう。
また、今季はDFでの出場が多くなりそうな宇賀神の左ストッパーも課題になりました。前にいる左アウトサイドの菊池大介は攻撃的なタイプなので、宇賀神がうまくリードしながら帰陣すべきところはさせないといけませんが、失点の形はまさにそこを狙われました。菊池の持っている攻撃のテクニックは良いだけに、守備面をどう熟成させていくかは課題です。
後半の布陣も課題があります。まずは、シャドーで出場したオナイウです。彼のところでボールがうまく収まっていませんでした。もちろん彼もプロですから、敵がいない方向にトラップするという基本は守っていましたが、少しトラップが乱れる場面が目立ちました。これが何とかならないと、シャドーでの起用が難しくなってしまいます。
シャドーで起用された矢島もあまりゲームの流れに絡んでいませんでした。矢島はスピードを生かしたアグレッシブなタイプなので、ズラタンをどんどん追い越して攻撃に絡んで欲しかったですが、そういう場面はほとんどなかったのは残念でした。
良かったのは昨日書いた長沢の他にも、青木がいます。彼がアンカー的に最終ラインをフォローする動きは、安心して見ていられました。サイドの田村の不慣れを、的確なポジショニングでカバーして、最終ラインの穴を作らせませんでした。相手には元モンテネグロ代表FWダムヤノビッチがいただけに、ダムヤノビッチにゴールを許さなかったことは収穫でした。