Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

頭脳プレー(シャルケ対フランクフルト)

2017-02-05 20:21:42 | ワールドサッカー
今日は珍しく家で一日ゆっくりしていたので、撮り貯めたワールドサッカーのビデオから、ブンデスリーガのシャルケ対フランクフルトを見ていました。シャルケDF内田篤人は負傷で離脱しており、今回の目的はフランクフルトの長谷部誠でした。

この日、長谷部は日本ではやったことのない、3バックのDFラインの中央で起用されていました。浦和ではトップ下からスタートした長谷部ですが、少しずつポジションを下げることで現役生活を延ばしており、日本代表ではアンカーが定位置になっています。それでも、MFが定位置と思っていた私は、長谷部のDF起用は驚きでした。

もちろん、上背では劣る長谷部は、相手クロスをヘディングでクリアすることは難しいです。それでも、不慣れなDFというポジションでも頭を使ってそれなりにこなせるところが、長谷部のいいところです。この日も、相手FWシュポモティング(カメルーン代表)に対して常に同じタイミングで跳んで相手のバランスを崩させて、いい形でヘディングをさせない技術を持っていました。

また、ドイツ語に関しては母国語に近いレベルで話せる長谷部は、周囲との連携も取れます。この日はシャルケのホーム、アレーナ・アウフ・シャルケのピッチ状態が悪く、両チームとも中盤で組み立てて展開するゲームが難しかったので、シャルケはアーリークロスでの攻撃が多くなりました。そんなボールに対し、ブンデスリーガ初先発だった味方GKにうまく指示を出して飛び出させるなど、長谷部の陰の貢献は光りました。

この試合は1-0でアウェイのフランクフルトが勝ちましたが、その1点にも長谷部が絡んでいます。右サイドからのFKで、長谷部は目線をゴールの方向に持っていき、直接狙う意図を見せていました。しかし、このFKはサインプレーで、壁の左側をグラウンダーで出し、FWマイヤーがシャルケDFの意表をついて走り込んで、空いたバイタルエリアから叩き込んで虎の子の1点を手にします。

どうしても、ロングボール中心の攻撃では、フランクフルトの2トップになかなか生きたボールを供給できず、運動量の多いタイプのFWマイヤーにとっては苦しい試合でした。しかし、そんなゲームを頭脳プレーで勝ち切りマイヤーも決勝点を得る、それもドイツならではの奥の深さです。こういう経験は是非とも代表に還元して欲しい、そんなことを願っています。
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別大マラソン優勝(中本健太郎)

2017-02-05 18:08:24 | 他スポーツ
今日の別府大分毎日マラソンは、34歳のベテラン中本健太郎選手が2時間9分33秒で優勝しました。最近、福岡、東京、びわ湖の国際マラソンで日本人が勝てなくなって久しいですが、この別大は海外招待選手が少ないからなのか、よく日本人の優勝が出ます。

この別大は、コースが平坦なことで知られます。私も別府から大分まで電車に乗ったときにこのコースを脇から見ましたが、アップダウンはほとんどなく、風さえ吹かなければ走りやすそうと感じました。今のコースは高崎山の脇の「うみたまご」からスタートして、別府で折り返して大分市陸上競技場をゴールとするコースです。

そのため、海沿いの平坦なコースが続く序盤は、大きな集団がなかなかばらけない展開でした。ペースメーカーがきっちり5kmを15分ちょっとで刻むので、一般参加の日本人選手でも先頭集団について行けました。体調などに問題があった選手が、一人一人と脱落していく、しびれるようなサバイバルレースでした。

そんな中、中本は集団の真ん中付近で力を溜めていました。ペースメーカーが予定の30kmを走り切れず、25km付近でレースをやめる誤算もありましたが、中本はペースを上げようとした外国人招待選手に無理について行かず、集団の後ろ寄りを確実に走っていました。ついていった旭化成の選手が足を使って脱落するのをしり目に、少しずつ追い上げた中本は5人の先頭集団を形成します。

中本と別大といえば、3年前に日本マラソン史上に残る名勝負と言われた、川内優輝との一騎打ちを思い出します。当時は静の中本に動の川内と対照的だった、川内が何度も仕掛け中本が粘る、マラソンらしい駆け引きが見られた好勝負でした。最後は川内が振り切って優勝したので、中本は今回のレースは当時果たせなかった優勝を狙って臨んでいました。

その通り、最後はエチオピアのデベレと中本の一騎打ちになりましたが、デベレのペースが終盤に落ちて、ペースをキープした中本がサブテンの好記録で優勝を果たしました。中本はロンドンの世界選手権代表に名乗りを挙げた格好で、ここしばらくの男子マラソンではロンドン五輪6位と結果を出している中本には期待したいところです。

冬のレースでは世界記録を目指すアフリカ勢との勝負は厳しいでしょうが、夏のレースで勝つには違ったノウハウが要ると思われ、その創意工夫を中本には発揮してもらいたいと思います。
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白浜フラワーパーク

2017-02-05 17:41:36 | 雑記
南房総の旅、白間津のお花畑の次は白浜フラワーパークに行っていました。観光地としては少し寂れている印象で、レストランもメニューが少なく建物も昭和40年代の古いものでしたが、温室で植物を育てているだけに少し違った植物も見られました。都会では真夏の花のブーゲンビリアを見られたのが感動的でした。







ブーゲンビリアです。南米原産の植物で、名前の由来は発見した探検家の名前と聞きます。



キンギョソウです。



ポピーです。



菜の花です。





バナナですが、なぜか切り取ってテーブルの上に置いてあったのでうまく撮れました。



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