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清武弘嗣、C大阪復帰

2017-02-02 22:20:38 | 他チーム
冬の移籍市場でのサプライズは、セビージャMF清武弘嗣選手のC大阪復帰もありました。C大阪は清武を完全移籍で獲得するにあたり、移籍金6億円を費やしたという情報もあります。セビージャ側も、アルゼンチン人MFを獲得するためにEU枠外の外国人枠を空けたかった事情があり、この移籍が実現しました。

この移籍で、C大阪は確実に強くなると思います。代表や元代表が、山口蛍、清武弘嗣、柿谷曜一朗と縦に3人並ぶことになるので、彼らがフルに働くことができれば、昇格チームとは思えないような活躍を見せる可能性もあります。

今回は清武の記憶です。清武は地元の大分トリニータで育ったトップ下で、大分のJ2降格に伴いC大阪に移籍してきました。この移籍のタイミングが、ちょうど香川真司がドルトムントに移籍していったタイミングだったのが良く、香川真司の後釜のトップ下に座り、一時はミスターセレッソ森島寛晃氏がつけた背番号8の後継者になります。

海外挑戦は、ドイツのニュルンベルクが初めてでした。しかし、清武個人としては試合に出場するものの、入ったチームがことごとく残留争いなのは不運で、ニュルンベルクでも、のちに移籍したハノーバーでも降格を経験するという悲運を味わいます。心機一転、スペイン1部の強豪、セビージャへの移籍を実現しますが、ここでは出番がほとんどなく、本人が日本復帰を希望しての今回のセレッソ入りです。

清武のドイツ時代の映像は何度か見ましたが、彼の持っている足元のテクニックのうまさと、トップ下の割にはスピードがあるという特徴は生きていました。そのため、サイドハーフに回しても問題なく、攻撃的な中盤ならどこに置いても機能する選手です。

今は、香川真司がドルトムントでポジションを失っているので、清武にとっては代表のトップ下に定着するチャンスです。速攻を売りにするハリルホジッチ監督のサッカーで、トップ下の位置でボールを持ってリズムを変える清武の存在感は大きく、サウジアラビア戦でも清武と大迫の技術で勝てたような試合でした。

日本代表は、これまで長く主力を務めてきた本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の時代から世代交代する可能性があります。清武がこのまま代表のトップ下に定着すれば、象徴的な出来事になるでしょう。原口、大迫らとともに、次世代の代表を引っ張って行って欲しい選手です。
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