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フランクフルト対フライブルク

2020-05-28 22:34:49 | ワールドサッカー
ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルト対フライブルクを見ていました。フライブルクは低予算のチームながらやり繰りして1部に残り続けているチームで、フランクフルトにとっては決してやりやすい相手ではありません。そのフライブルクは、この試合ではシュート数でフランクフルト30本、フライブルク9本と大きな差をつけられます。

それでも、フライブルクが戦える理由として、守るべきときと行くべきときの使い分けができているからでしょう。普段は4-4-2で自陣にブロックを作るフライブルクですが、攻める時間では前に3人でトライアングルを作れる運動量は持っており、そこからの個人技でグリフォのゴールでフライブルクに先制点が入ります。

これに対し、フランクフルトも攻撃の形を構築できたという意味では狙い通りの試合ができました。3-5-2でドストとアンドレ・シルバの2トップで入ったフランクフルトは、クロスをドストの頭に合わせてそのボールにアンドレ・シルバが合わせるパターンはできていました。また、縦パスも多く入り、トップ下に入った鎌田大地がうまくさばいてチャンスも作れました。

前半に鎌田大地のシュートを相手GKが弾いたところをアンドレ・シルバが詰めて同点に追いついたフランクフルトですが、後半は再三のチャンスを相手GKに止められます。ドストは足元のコントロールが乱れ、アンドレ・シルバも再三の決定機を逃しました。フランクフルトにとってはもっと早く決められる試合だった印象もあります。

フライブルクの得意なプレーに、セットプレーがあります。この強さで1部を守ってきた実力を見せます。FKから途中出場のペテルセンが頭で合わせて勝ち越すと、さらにスペースへ抜け出したヘーラーのゴールで3-1とします。これで勝負はついたかに思えました。しかし、相手DFに仕掛けた鎌田大地が、一旦は奪われながら相手のトラップミスを見逃さずにダイレクトで蹴り込んで2-3と追い上げます。

最後は左サイドのコスティッチのクロスを、途中出場のチャンドラーが合わせて同点とし、フランクフルトにとっては最低限の勝ち点1は得ました。しかし、これほどの圧倒した試合で勝ち点3を取れなかったのは事実です。相手GKシュボロフが良かったとはいえ、やはり昨季にFWを3枚引き抜かれている影響は大きいと感じざるを得ません。(長谷部はCBでフル出場していました。)
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