ルヴァン杯名古屋戦(H)プレビュー

GWの強行日程が続いた浦和ですが、次の水曜日はルヴァン杯名古屋戦が埼玉スタジアムで行われます。GWの強行日程で負傷者が出始めており、ナバウトが肩の脱臼で最低1か月は欠場、柏木も鹿島戦負傷交代と、レギュラー陣は野戦病院状態です。そのため、この名古屋戦はスタメンは総入れ替えに近いメンバーになると思います。

21歳以下枠で出るのは荻原と予想しています。今の浦和の3バックは、CBタイプが3人必要な布陣なので、CBタイプの控え組が岩波と阿部勇樹という現状を考えると4バックの導入もあると予想しています。右SBで平川が久しぶりに出番を得ることになる可能性もあります。

この試合でアピールして欲しいのは山田直輝です。彼の運動量の多さは、夏場で苦しくなったときの浦和を救う可能性もあるので、この試合でいいところを見せて、オリベイラ監督の信頼をつかんで欲しいです。入るとすればボランチですが、湘南戦で外したシュートを今回出番があるとすれば決めることが期待されます。

また、この試合は浦和のプレーオフ進出(グループリーグ2位以内)が決まる可能性のある試合です。今年のルヴァン杯は、4組に分かれ2位以内がプレーオフ進出し、プレーオフの勝者4チームとACL組4チームが決勝トーナメントを戦うレギュレーションになっています。それだけ、グループリーグから勝ち上がって優勝にたどり着くのは厳しい条件です。

もっとも、去年昇格1年目のC大阪が、その困難な道を達成しています。浦和ももちろんそれは期待されます。ルヴァン杯決勝が埼玉スタジアムで行われている間に浦和の、埼スタでの優勝を見届けたいです。

対戦相手の名古屋は、リーグ戦で8連敗を喫するなど下位を低迷しています。おそらく、この浦和戦にベストメンバーを送る余裕はないと予想しています。前回、メンバーを落とした名古屋にアウェイで4-1と勝利しており、相性という意味でもいいイメージがある相手だろうと思っています。