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FAカップ決勝(マンU対シティ)

2023-06-10 22:18:55 | ワールドサッカー
今度、国立競技場までマンチェスターシティ(以下シティ)の試合を見に行く予定なので、その予習?として、FAカップ決勝のシティ対マンチェスターU(以下マンU)の映像を見ていました。シティは4年前に、今回と同じ横浜FMと対戦するために来日していますが、基本戦術は同じでも当時のメンバーからはかなり入れ替わっています。

まず注目は、シティのエースストライカー、ハーランドです。プレミアリーグの最多得点記録を塗り替えた、今が旬のFWです。基本はヘディングの強さと体の強さを生かしたポストプレーのFWですが、ハーランドの場合はポストプレーをした後で、スピード型FWのごとくDFライン裏へ走ることもできます。前から守備もしてくれるので、グアルディオラ監督の全員守備全員攻撃のサッカーにもなじんでいます。

また、シティの戦術的なところも、4年前とは違っていました。普通の4バックでは、両SBにスピード型を置いて、外側からサイドハーフを追い越して点に絡むのが一般的ですが、シティの場合CBのストーンズが真ん中を上がってくるオプションがあります。MFのギュンドアンが内に絞ってダブルボランチにして、3-2-5気味に最大5枚攻撃にかけることができます。

それでも、この試合は相手がマンUだったので面白い試合になりました。開始13秒でロングボールをハーランドが落としてからのギュンドアンのシュートで早くもシティが先制しますが、マンUの場合トップ下のフェルナンデスがボールが持てる選手で、時折シティの攻撃サッカーの裏を取ってチャンスを演出できました。前半30分ほどで、マンUの右SBワンビサカが上げたクロスに対し、グリーリッシュがハンドしてPKになります。

このPKをフェルナンデスがGKの逆に決めて、1-1の同点でハーフタイムを折り返しました。マンUとしては同点の時間を長くして、スピード型FWラッシュフォードを生かしたいところでしたが、シティのFKが流れを変えました。キッカーのデブライネはわざと浮き球にして、DFラインの手前側に出すトリックプレーを見せ、これをギュンドアンがミドルシュートでゴールに流し込み、シティに2点目が入ります。

そこからは、マンUがU-20アルゼンチン代表のガルナチョを投入して、必死でゴール前にボールを入れます。空いていたゴールをシティDFがクリアするような危ない場面もありましたが、シティは最後はハーランドがコーナーポストでキープする時間稼ぎをして、試合はそのまま2-1でシティの勝利に終わりました。シティといえど全部の時間で主導権を握るわけでないということが見えましたが、横浜FMはどこまでやるか、今から楽しみになってきました。

この試合に出ていた、生写真を持っている選手です。


ウォーカー


グアルディオラ監督


デブライネ


カゼミーロ


フレッジ

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