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大分戦マニアック分析

2021-12-23 23:27:51 | 浦和レッズ
文章を考えるのは夜遅いので明日に回しますが、とりあえず国立競技場で撮ってきた写真を貼っておきます。

後半、浦和が動くとすれば、ユンカーを下げてMF大久保を入れるかと予想していましたが、トラップミスが目立ったとはいえユンカーのスピードは効いているとロドリゲス監督は見たようで、そのままのメンバーで後半も臨んできました。この日は明本が左SBで出ており、ゲームメーカータイプの江坂と小泉がMFに入っており、スピードを生かして走るのはユンカーという位置づけです。

もっとも、大分も自らの強みであるサイドを何度も使ってきました。46分にサイドの伊佐からのパスを町田が狙うと、何本もCKを取って浦和の守備を脅かします。浦和は後半もカウンター主体の攻めで、DFショルツから直接ユンカーを走らせるようなダイナミックな攻めも交えながら、少しずつ時計の針を進めていきます。

このゲームを見ていると、「ロドリゲス監督の我慢」が印象的でした。チャンスを生かせないとはいえ、ユンカーを70分過ぎまで引っ張ります。大分の粘りにも遭っており、延長戦もあると見ての慎重策でしょう。ついに動いたのは72分、ユンカーout宇賀神inで、宇賀神を左SBに、明本を左MFに配置転換して、守りを固める手です。

このゲームが動いた理由に、78分の大分の選手交代もあります。FWを伊佐から長沢に交代させ、かつてG大阪でも活躍したこの長身FWがゴール前に入ることによる浦和への脅威は確実にありました。この脅威を、ロドリゲス監督も感じていたのか、小泉を下げてDF槙野を入れて、急造3バックで大分のパワープレーを抑えに行く采配を打ちます。

先日の片野坂監督のところで書いたように、大分ボールのFKで、GK高木が下田をサイドに走らせたことによるマークのずれが生じ、下田のクロスをペレイラが頭で合わせ同点になります。浦和は攻撃の選手を下げてDFを入れており、延長戦になったら攻めの枚数が足りずに不利です。正直、PK戦も頭のどこかをかすめました。

しかし、最後はCKから柴戸のシュートを槙野が頭でコースを変える劇的弾で、浦和は2-1と最後に勝ち越して天皇杯を優勝します。今季限りで退団する槙野が最後にゴールを決めるあたり、サッカーはこれだから面白いですが、サポーター的にはビビッていました。大分の粘りが印象的だった決勝戦ですが、浦和勝利で、最高の誕生日になりました。














































































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