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日本代表とW杯の初戦で当たる、ドイツ代表の映像も見ておきました。欧州ネーションズリーグのイングランド戦です。この試合に出場していたメンバーはトップの写真のケーラー以外にも写真を持っている選手はいて、ウォーカー(イングランド)、スターリング(イングランド)、サネ(ドイツ)の写真を持っていました。
ドイツ中心に見ていましたが、ドイツは4-2-3-1の布陣で、アンカーのギュンドアンがDFラインからボールを引き出して、少し前目のキミッヒがさばいてサイドに展開するサッカーでした。トップ下のムシアラは主にポストプレーをしながら中盤のボール回しを良くして、右サイドをSBのケーラーとMFのホフマンで連携してクロスを上げる役割でした。
1トップのハバーツは動きながらいいボールに反応するタイプで、点を取ることに特化しているタイプのように見えました。これに対し、イングランドの戦い方はギュンドアンやキミッヒからボールを奪ってのショートカウンターが狙いだったようで、自陣に3バックを置いてウイングタイプのスターリングとフォーデンを走らせるサッカーで対抗しました。
イングランドにはFWに絶対的な存在のケインがいますが、あまりケインが生きる展開にはできず、サイドまでは出せたものの決定機には至らず、前半は0-0で折り返します。狙いは見えたもののあまり動かない試合に思えた展開でしたが、後半このゲームは激しく動くことになります。先制点はドイツに入り、後半頭から右MFに回っていたムシアラのドリブルに対しイングランドDFマグワイアがファウルしてPKになり、このPKをギュンドアンが決めます。
追加点もドイツに入り、後半頭からFWにヴェルナーが投入されてトップ下に回っていたハバーツが、遠目から技ありのシュートを決めて2-0とドイツリードになります。もっとも、イングランドも反撃し、右からのクロスがファーサイドにいたショーに流れ、ショーが放ったシュートはドイツDFがかき出そうとしたもののゴールラインを割っており1点を返します。
イングランドは途中出場のサカが個人技で仕掛け、アーリークロス気味に入れたボールを逆サイドのマウントが決めて、2-2の同点に追いつきます。その後は両チームとも1点ずつを入れて、この出入りの激しい試合は3-3の引き分けに終わりました。ポゼッションサッカーのドイツですが、今回のチームにはFWがそれほどワールドクラスではなく、日本DF陣が抑えることができれば良いゲームもできる印象も持ちました。
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