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昨日の浦和レッズのホーム湘南戦は、2-3で浦和の敗戦に終わりました。最後の試合の終わらせ方に失敗したのが敗因ですが、それについてはあとで書くとして、まずは相手湘南の出方から見ました。湘南は4-3-1-2で、両サイドハーフを低い位置に置いて自陣でブロックを引きながら、2トップの機動力で浦和の両CBに対してプレスに行く、浦和対策としては考えられた策を披露してきました。
これに対し、浦和はリンセンの1トップに、トップ下に渡邉凌磨、右MFに武田、左MFにエカニットを置く4-2-3-1で入ってきました。これまでの4-3-3ではどうしても、2トップの相手にアンカーへのパスコースを限定されてしまうので、ダブルボランチを置くことでパスを回しやすくする狙いでしょう。もっとも、浦和が使いたい武器と考えられた手が通用しなかった前半でした。
まずはリンセンのところです。リンセンは上背は170cmと高くないので、アーリークロスを放り込んでも合いません。そのため、彼の武器であるフィジカルの強さで相手DFからボールを奪うことで機能して欲しいという期待を持っていましたが、この日はリンセンのコンタクトプレーが主審に厳しく判定され、イエローカードも出されるなど機能することはできませんでした。
また、左MFのエカニットのところが特に機能していない印象がありました。ボールをキープしながら伊藤敦樹を走らせるプレーはあったものの、彼の位置が後ろの方であることが多く、彼にボールが回ってもバックパスで途絶える場面が多かったと思わざるを得ません。それでも、武田が枠内に飛ぶ決定的なシュートを見せることもできましたが、この日は相手GKソン・ボグムンが好調で、浦和の決定的なシュートを2本止められてしまいました。
こういう、ボールは回しているものの点が取れないという展開は浦和にとっては危険で、33分に山田直輝のカウンターからのドリブルがきっかけとなって、マイナスのクロスをボランチの位置から上がってきた田中のシュートで、浦和にとっては痛い失点を喫することになります。また、前半で石原、リンセン、渡邉凌磨の3人にイエローカードが出ているのも浦和にとっては嫌な展開でした。
そのため、ハーフタイムにヘグモ監督がどう動くか予想してみましたが、イエローカードをもらっている選手を交代させるか、機能しなかったエカニットを交代させるか、両方の選択肢が考えられました。ベンチには、前田直輝、チアゴ・サンタナと攻撃で使える選手がいるので、彼ら次第でこの試合はひっくり返せると、期待はある程度持って迎えたハーフタイムでした。
続きは明日、マニアック分析で補足します。
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これに対し、浦和はリンセンの1トップに、トップ下に渡邉凌磨、右MFに武田、左MFにエカニットを置く4-2-3-1で入ってきました。これまでの4-3-3ではどうしても、2トップの相手にアンカーへのパスコースを限定されてしまうので、ダブルボランチを置くことでパスを回しやすくする狙いでしょう。もっとも、浦和が使いたい武器と考えられた手が通用しなかった前半でした。
まずはリンセンのところです。リンセンは上背は170cmと高くないので、アーリークロスを放り込んでも合いません。そのため、彼の武器であるフィジカルの強さで相手DFからボールを奪うことで機能して欲しいという期待を持っていましたが、この日はリンセンのコンタクトプレーが主審に厳しく判定され、イエローカードも出されるなど機能することはできませんでした。
また、左MFのエカニットのところが特に機能していない印象がありました。ボールをキープしながら伊藤敦樹を走らせるプレーはあったものの、彼の位置が後ろの方であることが多く、彼にボールが回ってもバックパスで途絶える場面が多かったと思わざるを得ません。それでも、武田が枠内に飛ぶ決定的なシュートを見せることもできましたが、この日は相手GKソン・ボグムンが好調で、浦和の決定的なシュートを2本止められてしまいました。
こういう、ボールは回しているものの点が取れないという展開は浦和にとっては危険で、33分に山田直輝のカウンターからのドリブルがきっかけとなって、マイナスのクロスをボランチの位置から上がってきた田中のシュートで、浦和にとっては痛い失点を喫することになります。また、前半で石原、リンセン、渡邉凌磨の3人にイエローカードが出ているのも浦和にとっては嫌な展開でした。
そのため、ハーフタイムにヘグモ監督がどう動くか予想してみましたが、イエローカードをもらっている選手を交代させるか、機能しなかったエカニットを交代させるか、両方の選択肢が考えられました。ベンチには、前田直輝、チアゴ・サンタナと攻撃で使える選手がいるので、彼ら次第でこの試合はひっくり返せると、期待はある程度持って迎えたハーフタイムでした。
続きは明日、マニアック分析で補足します。
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