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思い出の試合(レッズ編4)

2007-01-24 21:28:56 | 浦和レッズ
今日は最近(そんなでもないか)の試合からピックアップした思い出の試合です。

・チャンピオンシップ第1戦・・・2004年12月浦和対横浜FM(横浜国際)

当時はギドの1年目で、オフト時代の財産をうまく使ってのCS出場でした。相手の横浜FMは、名将岡田監督が指揮を執っていました。戦力的に見れば、久保、安貞桓の主力FWが両方負傷欠場していた横浜FMは、圧倒的に不利の予想でした。

しかし、横浜FMはストロングポイントの守備をうまく生かした戦い方をしてきました。守って縦に蹴る横浜FMのカウンターの前に、優勢のはずだった浦和は押し込まれてしまいました。ネネの出場停止で代役に入っていた内館のサイドを狙われた浦和は、後半開始とともに内舘に代えて平川を入れ、相手のスピードに対応しました。

しかし、岡田監督はこの交代で生じるわずかな隙を見逃しませんでした。セットプレーの場面で、ニアサイドをカバーするのは内舘の役割でした。交代で入った平川はヘディングではどうしても劣ります。そんな隙を、河合のヘディングシュートで突かれて、1-0の敗戦です。両者とも策を披露し合った試合でしたが、あのメンバーでも勝てるのかと、岡田監督の手腕に驚いた試合でした。

・負けないよ・・・2002年9月浦和対名古屋(埼スタ)

当時の浦和は、普段は慎重な采配をするオフト監督が、珍しく永井の好調さに賭けて、エメルソン、トゥット、永井の3トップを採用していました。この3トップは、何試合か猛威を振るい、浦和は2ndステージのここまでの試合で負けなしでした。

対戦相手の名古屋は、その浦和の攻撃力を警戒して、ウェズレイの1トップに、本来FWのバスティッチをボランチに置く慎重策できました。私は、この試合の前、ある病気で体調を崩していて、サッカーを見ても、勝った負けたとか、誰がゴールを決めたとかはわかっても、どういう戦略が立てられたとか、勝負のポイントをつかむには至っていませんでした。

それがわかれば楽しいのにと思っても、体は病気と闘うだけで手一杯。そんな自分がようやく病気から回復したと実感したのがこの試合で、なぜ浦和の攻撃が機能しないかの理由が、名古屋が酒井、大森、古賀の3人を3トップにつけて、最後尾にパナディッチを余らせているからだとはっきりとわかったのです。

試合は福田の同点ゴールの後、エメルソンのVゴールで浦和が勝利し、福田がヒーローインタビューで「負けないよ」と名言を残した試合といえば記憶に残っている方もいるかもしれませんが、私にとっても個人的にも記念の試合になりました。

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