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ナリタブライアンの記憶

2014-06-01 09:59:25 | 他スポーツ
今日は埼玉スタジアムに行くので、即日更新ができなかったときに備えて、穴埋めネタを用意して出かけます。今日は競馬の日本ダービーです。3歳馬の頂点を決める、全ての馬が憧れる舞台ですが、私が競馬を見ていたのは大学時代にスポーツ紙を毎日買って通学時間で読んでいた頃です。

当時のスターホースといえばナリタブライアンでした。のちに菊花賞も制して三冠馬になるナリタブライアンですが、最初から強い馬ではなかったところが面白いです。当時、競馬の強い馬はレースをあまり使わないのが常識でした。少ないレース数で結果を出して強い馬になっていたケースが多かったです。

しかし、ナリタブライアンは皐月賞の前に7レースも消化していました。早い時期に新馬戦を勝てず、何とか勝たせようと多くのレースを消化したので、皐月賞の前は「ナリタブライアンは使いすぎだから勝てない」というような評価もされていました。

しかし、ナリタブライアンの最後の追い込みのスピードは驚異的で、有馬記念で勝ったときは実況のアナウンサーが「もう日本には敵はいない」と叫んだこともあります。スポーツ紙の情報なので、映像ではあまり見ていませんが、3月のスプリングステークスが雪で月曜に延期になり、ダート変更になったレースを勝ってスターダムにのし上がった記憶があります。

ナリタブライアンといえば、1歳年上の兄がビワハヤヒデという名馬で、当時「最強の兄弟」と言われました。ナリタブライアンが菊花賞を勝ち、ビワハヤヒデが秋の天皇賞に臨んだときは、年末の有馬記念での直接対決が期待されましたが、ビワハヤヒデが天皇賞で故障して実現しませんでした。

当時、フジテレビの「ハンマープライス」という番組で、ナリタブライアンのたてがみが欲しいというファンの要望がありました。競馬界は縁起を担ぐので、たてがみを切ることには厩舎サイドが同意しませんでしたが、ブラッシングして抜けた毛ならいいということになり、実際にチャリティーオークションにかけられたことがあります。

シャドーロールという、馬の鼻先にかけられる白い視界を遮るバンドもナリタブライアンの象徴です。ファンの中には、このシャドーロールを自作した人もいたほどで、それだけこの馬が愛された証明でもあります。種牡馬としては、8歳という若い時期に急病で死去し、産駒が活躍するには至らなかったのが残念ですが、あの時代とともに思い出せるスターホースです。

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